外秩父7峰縦走
(石尊山)・官ノ倉山・笠山・堂平山・剣ヶ峰・大霧山・(愛宕山)・皇鈴山・登谷山
( )書きは通過ピーク
しばらく10時間超は歩いていませんでした。はたして私の足はどの程度か、数年前にストックしておいた「外秩父7峰縦走ハイキングコース(以下ガイドとします。)」の出番です。西上州のアカヤシオもあるのですが、フルマラソンの距離に向かうことにしました。
左下の鮮やかな紫色ののつつじを見て下ると車道歩きへ、直進から壊れかけた丸太の階段を登ると大きなカメラを抱えた年配男性2名、山頂は電波塔が占めており、脇に石碑があるだけの剣ヶ峰876mは10時38分に通過でした。
北に下る途中で今日初めてのハイカーの男性1名と交錯、白石峠を過ぎて木の階段の登り返し、もったいないように下って砂利道横断、828mピークに登り返しです。11時38分右が開けて笠山方面が目に入りました。下り始めて右下に建物、すぐに舗装路を横断でここが定峰峠です。
ガイドではここが20.4km、ちょうど半ばで7時間10分でした。ここまで判定基準では「やや健脚」でした。
定峰峠から最初は急登、あとは701m秩父市の基準点?を見て緩やかなアップダウンの下りになります。
牧場北から大霧山
大霧山
官ノ倉山から安戸の集落へ下り、右へ曲がったところで地元の元気なおばあさん2名とお話、堂平山、皇鈴山の読み方を教わりました。「気をつけてね。」の言葉を背に和紙の里を通過、以前のガイドと違い和紙の里の中を通過して右上へ、展望台はパスして林道を左上へ向かいます。
足元の花々、左右の新緑をみながら汗をかかないように登りますが、これが標準タイム1時間超過の原因かも・・・・。
萩平手前で右に案内が出ています。三角点経由の新しい道のようです。再び舗装林道に合流して右下萩平集落から笠山登山口は8時13分の通過、すぐに足元にイカリソウが数株咲いていました。
登山道は2度舗装林道を横断、最後の砂利道には軽が止まっていました。ここから雑木帯の登りで左上へ出て9時27分、笠山837mの山頂でした。
ここで時間は確認、ガイドは官ノ倉山から笠山は2時間40分、しぼれは3時間40分でプラス1時間です。おしゃべり5分、花の撮影も同程度、新しく一部修正されたコースにしてもそんなに差はなさそうで、つまるところ平地のゆっくり歩きが原因でしょう。ということで、ギアチェンジすることにしました。
笠山峠に下る途中の山桜と新緑を見て、峠でエネルギー補給ですが風が強くなってきました。堂平山へは登り返しが30分、標準タイムで到着の芝原の山頂は360度ではありませんが展望は良好でした。
2010年04月30日のお山めぐりは外秩父7峰(プラス2座)です。
最近10時間超の歩きをしていないので、自分の足の状況把握を兼ねて42.195km(古い地図では40.2km)を完歩が目標で、14時間以内なら明るいうちにと思い4時台に出発することにしました。Pさんはパス、今日もしぼれの単独行です。
登谷山
皇鈴山
愛宕山
車道に出て釜伏峠を右に下ります。おやおや前回は来なかった釜山神社の参道入り口に山犬さんが待っていました。
ここまでくれば舗装路が難点ですが、2時間の下りで完ぺきに時間が読めてきました。5時30分までには寄居駅でしょう。
斜面に咲くニリンソウ、民家の花々を見ながら下りますが、バス道路に出て案内板がなくなりました。おそらく左折だったのでしょう。JRの線路の手前で左に修正、狛ちゃんのいない諏訪神社脇を通って鉢形城跡脇を通過、駅には17時20分の到着ですが、しばらくぶりの切符の自動販売機、モタモタしぼれは17時22分発においてきぼり、同時到着の中高年3人組と30分待ちでした。
小川町駅から徒歩で16分かかって駐車場所へ、なんとか13時間で終了でした。
↓笠山 ↓堂平山
官ノ倉山
石尊山
シロヤブケマン
↓笠山 ↓堂平山 ↓剣ヶ峰 ↓大霧山
二本木峠は14時11分に通過、ここで10時間を切ったようです。ガイドを見なおすと、二本木峠まで10時間程度は健脚向き、少しランクアップで明るいうちに到着が見えてきました。
車道が右へ曲がる途中で左上に案内板が誘っています。愛宕山・皇鈴山とあり、登ってみることにしました。直登で山頂には標柱と三角点がある654.8m愛宕山を通過します。
いったん下って車道を横断、登り返して展望のない679m皇鈴山、続いて緩やかな登りで668m登谷山とピークを通過します。
最後の登谷山は180度の展望で、やっと晴れ間が戻ってきましたが遠くは雲の中でした。
12時06分の標柱には獅子岩、なるほどのような形でした。12時22分に細道の十字路についている案内板には地名はありませんがガイドの旧定峰峠のようで右下が経塚バス停となっていました。
12時46分、再び右に視界が開けてパノラマが広がります。
13時ちょうどに大霧山(766.6m)の山頂に到着、年配男女が休んでいます。展望はPさんが来たときにゆっくり見ることにして、デジカメに収めてすぐに撤収です。
下る途中で若い男性2名の先に出て峠へ、ここから車道歩きになります。前方に牧場のピークが見えてくると展望が広がります。道は右を巻いて彩の国さいたま牧場の奥の地点から振り返るとナイスなパノラマが広がります。
堂平山にて
堂平山
イカリソウ