2009年1月28日のお山めぐりは「朝房山」です。
常陸大宮市長沢にある地形図無名峰の点名「天神ヶ岳」は、HP茨城県テレビチャンネル周波数ガイドには地形図無名峰の南の集落名から笠間市徳倉の朝房山と同名で記載されており、山悠遊さんは市に確認されたそうです。
同山の南の朝房林道入り口の手前(西)数10mの道路の空きスペースに駐車、12時05分に出発します。
追記 「いばらき さとやま生活 クチコミブログ〜さとブロ〜」長田モニター4号さんは2008.05.06(さとやま登山)にて南側県道沿いにある「大杉熊野山古道入口」から登られておられます。
今日の関東は東からの風が入り曇りで冷たい予報です。稜線が凍っていそうな鹿沼の白髪山から大滝山へはどうしても足が向きません。午前中に所用を済ませ、午後は茨城のお山へ向かうことにしました。
取り付き地点
西から ↓最初に登ったピーク↓大杉山
大杉山から朝房山
沢を渡る地点
左に入る舗装路に林道・朝房の表示板があり、ここを進んですぐ右側に明瞭な足形を切った踏み跡が尾根末端に登っています。これを過ぎて7分、再び右側に踏み跡が登っており、今日は山頂から南に延びる尾根をたどることにしました。
最初の急登から支尾根に出て左に進むと倒木、榊が茂ってきますが踏み跡は明瞭です。右下からの尾根に合流、左に向かいますが、榊が邪魔をしますので左にトラバース、左下から登ってくる支尾根を右に進みます。12時46分に小さなピークを通過、尾根には太い赤松が点々と生えています。
小さな突起を3つ通過、12時57分、正面の木の間にシルエットが浮かびます。いつのまにか286m地点を通過したようです。尾根は少し右に曲がり、少し下ってから登り返し、13時05分小さなピークへ出ます。6分で右下からの明瞭な踏み跡と合流、左に向かうと二本のコンクリートの柱、TV無線中継塔に出ました。左下から明瞭な道が上がってきています。
地形図では三角点はこの後になります。奥に進んで鞍部へ、ここから右に高鈴山でしょうか、アンテナが立っているピークが目に入りました。登り返して13時20分に朝房山へ到着でした。
沢には黒いホースがかかっており、手前の石の上を渡って行くと、対岸に踏み跡が登っています。
上に登ると右に薄く踏み跡が続いています。左上に直登するか迷いましたが、右に進んでみることにしました。
14時19分、小さな湿地状の沢に出ましたが、道は直進、ピークからは離れて行きそうでした。この地点の手前を左上へ、少し灌木藪が出てきます。途中から岩がごろごろの斜面をしぼれは左から、Pさんは右から登りますが、右の方が緩やかだったようです。
14時29分に手前のピークへ、Pさんはうまく大杉山との鞍部に出たようです。鞍部には大きな倒木があり、その下をくぐって進みます。
ひとしきり登ると直下の岩の塊が尾根歩きの邪魔をします。右から登れそう・・・。軟弱しぼれは左から巻いてみました。木々の手がかりがあり難なく上部へ、尾根の小さな岩を左右に避けながら14時45分に216.8m四等三角点のある山頂到着でした。
山頂にて(左下は山名表示板)
左側を巻いて
岩ごろごろ
展望は木の間越しになります。山頂で証拠データを撮って14時52分に撤収です。南に破線路をたどろうかと思いましたが、かなり遠回りになり沢を渡ることができるかどうかわかりませんので往路を戻ることにしました。
左を巻いた岩塊を上から覗いてみました。補助ロープがあれば簡単に下れそうです。右(登りは左)から下って岩塊の下にでました。しぼれは少しお遊びです。
鞍部からPさんが登ってきた方の斜面を下り、湿地帯から右へ、駐車場所には15時19分に到着でした。
駐車場所(0:05)湿地の沢(0:10)手前P(0:16)山頂(0:12)手前P(0:08)湿地の沢(0:04)駐車場所
所要時間は1時間05分(歩行55分)、小藪の印象に残る岩遊びの山歩きでした。
山頂にて
高鈴山方面
13時27分に撤収、帰路はアンテナ保守道から舗装路を下ることにしました。集落奥からの展望、朝房の棚田を見ながら14時05分に駐車場所に到着でした。
駐車場所(1:09)無線中継塔(0:02)朝房山三角点(0:02)無線中継塔(0:36)駐車場所
所要時間2時間ちょうど(歩行1時間49分)、藪尾根歩きから棚田を見てのピークハント
でした。
参考1 国土地理院25000分の1地形図「上小瀬」
参考2 国土地理院点の記「天神ヶ岳」
参考3 山悠遊さんのHP「朝房山」
県道からの入口