上三依の三角点峰2座姥捨山

 11月20日から所要で県北へ、近くの中世城郭候補地のお山を散策です。まずは11月22日に780m級無名峰から点名「」835.2m峰、次いで11月24日の姥捨山(860m級)から点名「」1040.2m峰です。

 レポは①姥捨山(860m級)から点名「」1040.2m峰、②780m級無名峰から点名「」835.2m峰の順ですが、(いずれも道なき尾根の適当歩きですので一般ハイカーはご注意を。

  
①姥捨山(860m級)から点名「楢入沢」1040.2m峰 
 

 
会津を覗いてみたいのだが、晴れは昨日に繰り上げだったようです。ということで22日に引き続いて鶴ヶ渕城の川を挟んだ反対(東)側の尾根を北上してみることにしました。

 ナラ入沢入口付近から

 2013年11月24日のお山めぐりは日光市上三依の地形図無名峰・姥捨山(おばすてやま)から地形図無名三角点峰の点名「楢入沢」としました。

 9時37分に出発、取り付きはナラ入沢への道路が橋を渡った地点の尾根南端から北上です。
 
 
  急傾斜のけもの道は最初は直登、次いで小さくジグザグに登って行きます。左下の民家の犬が歓迎のエールを送ってくれます。尾根に上がると赤ペンキと境界票のある明瞭な踏み跡が現れ、緩い傾斜から左が切れた尾根の急登になります。
 
   登り切る手前の左の庇状の岩壁にはクマ穴になりそうな空間が見えます。9時54分、岩の上に出た尾根は膝丈の笹が出てきて、やや右に方向を変えてほぼ水平に進みます。

     
取り付き           尾根は            登りきる手前の尾根
   

 11分で急斜面の登りになり、明瞭な踏み跡はここまでです。6分で尾根に出るとそこは平らな地点、ピークは左ですが右下に緩やかに下ってもうひとつの平地があります。上に戻って先に山頂に付いたPさんを目指して登って10時17分、860m級のピーク、たぶんここが姥捨山でしょう。

 広めの山頂の左右は切れた斜面、証拠データを撮って北に下ります。あらあら3段に平らな部分があるようです。最後の平地の右下は凹地になっており、主尾根上は末端が少し盛り上がっていましたが堀切は見当たらず、物見などのお城かどうかはしろうと山ヤには判断がつきません。

       
左下から登ってきて平地        東の下の段を下から     奥に進んで2か段目の平地から北
   

 尾根は鞍部から左に次の小ピークを巻いています。10時40分の小ピークからは急降下、正面にこれから向かう三角点峰、右には雲に包まれた日留賀岳方面が木の間越しに目に入ります。

 登り返して10時49分、右(東)にひきこまれそうなピークは896m標点でした。主尾根は直進、一か所岩が現れますが問題なし、左の木の間に芝草山、双耳峰は荒海山でしょう。いったん下った鞍部の左は緩やかに下っています。帰りはここから下るか、記憶にとどめて急斜面を登り返します。つつじの小藪が現れますが往生するようなものではありません。

 登り返して11時29分、左から赤テープが誘う尾根と合流したピークから右に進路を変えてほんの少し下ります。背後のお日様は雲に隠れ、ポツポツと小さな雨粒が落ちてきました。登り返して四等三角点の待つ山頂には11時39分の到着でした。急いでエネルギー補給、地形図を忘れた今日は南東尾根をくだらず、手前ピークから西に赤テープを追っていくことにしました。

     
896m標点     990m級ピーク直下の登り 1040.2m三角点峰にて
   

 11時50分に撤収、9分で手前ピークに戻り、西に尾根を下ります。下草なしの緩やか尾根は壊れたテレビアンテナを過ぎた辺りから急降下になります。途中で左に巻いて緩やかそうな斜面を下り、境界票が目についた地点より左から右にこれを追います。カラマツ林から杉林の接点で西に直接下って行くと12時29分に国道に飛び出しました。

 飛び出した地点の左(南)にテレビアンテナ手前から目にしなかった赤テープが巻いてありました。急斜面の始まりで左右に進んでいたけもの道らしき薄い踏み跡を左だったのかも・・・。最後の画像の奥に見える赤白棒の左には水準点とありましたが、現物は確認していません。

    
12時04分の廃アンテナ        12時29分に国道へ
  

 
おあとは車道を戻るだけです。休業中のラーメン屋さん、同じく閉じられた菊亭の前を通り過ぎて、振り返れば冒頭画像で中央奥に三角点峰、手前右が取り付き尾根と姥捨山でしょうか。駐車場所には12時52分の到着でした。


 駐車場所(0:02)取り付き(0:33)姥捨山(0:28)896m標点ピーク(0:39)990m級ピーク(0:10)三角点峰点名「」(0:09)990m級ピーク(0:30)国道(0:23)駐車場所


 所要時間は3時間15分(歩行2時間54分)、晩秋、途中から時雨れた城郭探索の山歩きでした。


 参考  国土地理院旧25000分の1地形図「荒海山」
      観光パンフ「
歴史と民話とロマンの旅・会津西街道をたずねて」
      塩原の里物語-塩原千二百年の歴史-1998年初版
               ・・・P62「鶴ヶ渕城と塩原越中守」


         GPS軌跡図(カシミール3D使用)
   
 この地図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図25000(地図画像)及び数値地図 50mメッシュ(標高)を使用した。「承認番号平23情使第678号」   
 この地図を第三者がさらに複製又は使用する場合は国土地理院の長の承認が必要です。



 
朝方出発時は青空、尾頭トンネル出口は摂氏2度で道路凍結注意の文字が出ていました。車窓から北を見れば灰色の雲、栃福県境近くの今日のお山は11時を過ぎて時雨れてきました。帰りの尾頭トンネル塩原側もいくらかパラついていました。

   
②780m級無名峰から点名「糸沢」835.2m峰 

 大掃除して、ついでに一月ぶりに洗車を終了して、空いた午後はどうしようか。上三依のひょっとしたら・・・のピークハントにしようか。食後のお山歩に歩いてみることにしました。
 
 80m級ピーク付近から右に三角点ピーク
 2013年11月22日のお山めぐりは日光市上三依の地形図無名のピークからその東にある835.2m三角点峰・点名「糸沢」にしました。 

 国道沿いの丁字路付近に駐車し、13時38分に国道を南下します。ナラ入り沢入口を通過し、民家手前で左折、目指す780m級無名峰から南下する尾根に取り付きます。

 

 最初こそ踏み跡あり、傾斜が緩むと笹原となります。左に向きを変えて最後の急登で登り終えた780m級無名峰は樹木に囲まれて展望なし、微妙な凹凸もありませんでした。 

 北東に尾根を進んでゆるい下りから次の小ピークは右にけもの道が巻いています。奥に白いガードレール状のものが見え、そちらに進んでみました。白いものは白樺の倒木でした。その先にチョイ藪を分けると左下から砂利の林道が横断していました。三角点峰は右、どうなるか林道を進んでいくことにしました。

 林道は沢を横断して右へ行きます(しめしめ)。左の尾根と右の三角点峰との接続地点の鞍部で林道を離れて右上へ登って行きます。三角点への尾根は藪もなく6分、14時36分に三角点のある山頂でした。

     
780m級ピーク        835.2m三角点峰
  

 展望は木の間越し、こちらも微妙な凹凸はありませんでした。帰路は鞍部へ戻り東に林道を進んでみました。道は少し進んで下りになり、往路へ戻ることにしました。登るようなら先に進んだのですが・・・。林道はナラ入沢への砂利道に合流していました。左折して右上の姥捨山方向を見ながら下って行きます。ナラ入沢入口から右折、駐車場所には15時29分の到着でした。

 駐車場所(0:10)国道沿いの取り付き(0:19)780m級ピーク(0:10)林道(0:10)鞍部(0:06)835.2m三角点(0:04)鞍部(0:20)ナラ入沢(0:12)ナラ入沢入口(0:04)駐車場所

 所要時間は1時間50分(歩行1時間35分)、城郭探索のピークハントでした。 

 参考  国土地理院旧25000分の1地形図「荒海山」

         GPS軌跡図(カシミール3D使用)
    
 この地図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図25000(地図画像)及び数値地図 50mメッシュ(標高)を使用した。「承認番号平23情使第678号」   
 この地図を第三者がさらに複製又は使用する場合は国土地理院の長の承認が必要です。


 カシミールで見て南の上三依の集落方面の展望は780m級ピークと835.2m三角点は北の姥捨山より◎でした。歩いた限り微妙な凹凸はなし、ひょっとして対岸(西)の1034m標点の南東尾根途中かと思いました。でも塩原の里では鶴ヶ渕城の対岸とあり、西側ではなさそうです。どこなんでしょう。

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