鳥海山(2236m)

 白馬岳か富士山か鳥海山か、天気予報と地図を眺めながら4日の軽いピークハントを終えて、直前まで考えていました。去年登った月山の先100k・・・・・。

八幡から快晴の鳥海山

 2006年8月6日のお山めぐりは山形県と秋田県境にある鳥海山です。

 県境は鳥海山の北側を通っているので、現実には山形県の最高峰となっているようですが、ちょうど今の時期は、ここ鳥海山と月山でしか見られないというチョウカイフスマが咲いているのだそうです。

 登山口はいくつかあり、もっともポピュラーな鳥海ブルーラインからの鉾立口などがあるようですが、最近利用が増えてきたという湯の台口を選びます。

 登山口にある駐車場はすでに満杯、その下の道路沿いに駐車するとすぐ後に大きな四駆が駐車しました。小さな子供連れで河原宿小屋までのようです。この方からお聞きしたところでは他のコースより本格的でお花畑もいいとのことでした。

 私たちは7時53分に登山口を出発です。石畳のよく手入れされた登山道を登っていくと年配の女性2人組に追いつき、先に行かせてもらいます。道は左に曲がり、木製の橋を渡ると少し下り気味になって、8時09分に滝の小屋を通過します。右上には雪渓が見えます。すぐに石伝いに沢を渡ります。雪解け水で非常に冷たい水です。

 ひとしきり沢沿いに進み、テープの目印にしたがって登ります。道は笹の中を左に曲がって水平になり、左下からの登山道と合流し、右上に進みます。
 雑木帯から笹、お花畑と変わっていきます。残念ながら雲が上がってきて視界は閉ざされています。

滝の小屋と雪渓と青空

コオニユリ?

ミヤマシャジン

花畑

 前方を数人の登山者が登っていきます。傾斜が緩むと登山道がVの字状にえぐれて歩きにくくなり、右に沢音が大きくなると前方が開けて、8時58分河原宿小屋です。トイレもあり休憩している登山者が10人近くおります。小屋の奥には発電機が回っています。正面に青い空をバックに鳥海山が目に入ります。天気は当たったようですが右から雲がわいてきました。

小屋から登路を望む

 9時03分に河原宿小屋を出発します。ニッコウキスゲは沢の両側にありますが、数は少ないようです。チングルマ、名前のわからない白いラン科のような花が咲いています。
 9時18分に雪渓下部に到着、アイゼンをつけて出発です。よく見ると左側に夏道が出ていましたが、そのまま登ることにしました。

雪渓を行く登山者

 9時36分、反対側の夏道に出ました。黄色のペンキが岩に塗られています。左雪渓上部、右の沢の中間を登山道が進みます。
 黄色の花が集団で目に入ります。次の小雪渓はアイゼンなしで横断です。夏道は石段の急傾斜になり、ダイモンジソウ、ハクサンフウロなどを眺めながら登ります。

 10時40分、急に視界があけて左下に鳥海湖、鉾立他からの登山道、奥に日本海のパノラマが広がります。

ダイモンジソウ

 10時50分、稜線に出て鉾立口との分岐です。正面に溶岩ドームの新山、後の雲の中に月山が目に入ります。左下の別ルートの登山道にはかなりの数の登山者が上って行きます。
 稜線はキキョウの紫、ハクサンフウロなど目立ちます。

新山のピーク

 11時05分、左に降りる梯子があります。直進は七高山ですが、直接新山に向かうことにします。リンドウのほかに見慣れぬ白い花がありました。どうやらこれがチョウカイフスマのようです。データを取りながら斜面につけられた登山道を行きます。いったん下って登り返して11時20分に新山直下の小屋に到着です。

 このまま、最高点の新山、2236mに登ることにしました。正面に岩をつかみながら登っていく親子連れの後を登ります。両手で岩をつかみながらいったん登って大きな岩と岩の間を抜けて白ペンキの矢印を追います。

 11時42分、6人で満杯の山頂に到着ですが、あとからどんどん登ってくるので二人で撮影している暇がありません。別々にデータを残して山頂を後にします。途中、エネルギー補給8分の後に再出発です。

チョウカイフスマ

山頂の表示板

山頂から日本海方面

新山から行者岳、伏拝岳方面

 12時20分に広場に降りて、大物忌神社売店で氷河水500円を買い入れて水を補給し、12時26分に撤収します。
 稜線まで登り返して分岐点を通過、右に曲がって登山道を進みます。

 もう月山は雲に隠れています。

 帰路は往路を忠実に戻ります。雲が出てきてお花畑もかすんでいます。最初の雪渓はよかったのですが、二つ目の雪渓で雲に隠れて少し緊張しました。10人前後のグループは雪渓の頭から、私たちは13時48分、3分の1ほど進んでからアイゼンをつけて雪渓に入ります。右の夏道もありますが、このまま下ります。真夏の気温上昇で雪渓中ほどに30センチ程度の流れができています。注意してこれを避けます。14時06分、雪渓下りも終了です。

 

大物忌神社の広場

河原宿小屋分岐

 末端の草原で数人が足を投げ出して休んでいます。いくらか雲が取れてきましたので明るくなって来ました。雷がないのが救いです。

 14時15分、河原宿小屋を通過、雲で霞んだ花畑、最後の雪渓を左に見ながら下り、14時53分、滝の小屋で一本立てて、15時10分に駐車場所に到着しました。

   登山口(0:16)滝の小屋(0:49)河原宿小屋(1:47)伏拝岳の分岐点(0:17)分岐点(0:13)御室(0:22)山頂(0:19)御室(0:12)分岐点(0:13)伏拝岳の分岐点(1:20)河原宿小屋(0:38)滝の小屋(0:14)登山口
                           
                                 登り3時間34分、下り2時間57分 計6時間30分

ニッコウキスゲ

雪渓の中の流れ

雪渓を振り返る

飯森山(41.8m)


酒田市の日和山展望台から飯森山

 酒田市郊外の飯森山は地形図に載っている山形県で一番低いお山です。
 飯森山公園として整備されており、麓には写真家土門拳記念館があります。

 公園としての大駐車場が完備、サッカー場、遊歩道もあり、登り9分、下り7分の計16分といったところでしょうか。

おまけのお山

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