高倉山本峰(1460m)

 栃木283山+の山部さんのHPより、地形図に登載されていたという高倉山本峰、地元もこちらが高倉山といっているそうですので、いつかは登ってみたいと思っていました。

林道から高倉山本峰

 2006年6月10日のお山めぐりは旧栗山村湯西川奥にある高倉山本峰です。

 さて、どこから取り付こうか決めかねていましたが、土呂部から北上、田代山方面への分岐点を右の湯西川へ進み、少し下ったところから右に延びる林道を入ることにしました。登り口を探して右の斜面をみながら、結局高倉山三角点の登り口近くの尾根を横切る地点まで行ってしまいました。
 小屋の右に駐車し、10時35分に出発です。尾根に取り次いですぐに熊鈴がないのに気づき、取り付き口で落とした鈴を取りに戻ります。
 小さなロスですが鈴が見つかってラッキー、急いでパートナーの待つ尾根に戻ります。

 すぐにシャクナゲを分けることになり、1400m小ピークに着きます。尾根を見定めて下りることになりますが、背丈に近い笹で登るのは結構疲れそうです。
 11時01分鞍部からの登りはまたシャクナゲが出てきますが鹿道(一箇所お土産を確認)は右に巻いています。11時06分、足元に今年初のギンリョウソウです。すぐにワイヤーが右下から上ってきている地点で、初めてテープが現れます。体の回りを小さな虫が飛び交っています。

尾根の様子

鞍部へ

ギンリョウソウ

初めてのテープ

 再び尾根上にシャクナゲが出てきますが、シャクナゲはすでに花期は終わり、足元に花びらが落ちています。ヤマツツジが一本だけ咲いていました。この色は近くの前山に咲いていたものと同じのようです。

ツツジ

 まもなく右側が切れて足元に林道が見えます。目を上げると県北西部の山々のパノラマが広がります。
 急いでデジカメにデータを収めることにしました。ここからの山々はなじみが薄く、同定できません。
 一番左は太郎山です。右奥のひときわ高いお山は日光白根山でしょう。下の画像ではよく見えませんが根名草山の右下の小さな突起は帰ってから調べてみると燕巣山でした。

尾根から西ノパノラマ

 11時37分、1426mピーク北の最低鞍部です。ここから笹原の急登です。
 登り切ってピークには行かずに1460m峰との鞍部を目指します。

 12時01分に鞍部に到着です。笹はヒザより少し高い程度です。ここから左に向うと左右に大きな岩があり、正面にはシャクナゲが密生しています。間を縫ってジグザグに登りますが、小休止で息を整えるのが数回、結構急登です。 

最低鞍部近くの尾根

左1460m本峰・右1426mピークの鞍部

 初めて赤のビニールテープが二箇所目に入りました。シャクナゲを分けて登りついたところから右に進み、右下の大岩から登ってきた尾根と合流すると左に曲がり、すぐに視界があけます。山頂は馬蹄形のように小さく左に回りこみます。12時15分、待望の山頂に到着です。立ち止まるとハエなどの虫が寄ってきて、デジカメを構えている間も顔の周りをうるさく付きまといます。ふとヒザを見ると立派なマダニが一匹、あわててお互いの衣服を見直しましたが、ほかにはいません。

山頂から馬老山方面

明神ヶ岳

 南南東は馬老山方面が浮かびます。
 東は今年3月に登った明神ヶ岳です。西のパノラマをデジカメに収めます。

 今日は防虫ネットを忘れてしまいましたので展望を楽しんだら早めに下山することにしました。

山頂から西のパノラマ        ↓鬼怒沼山      ↓奥が黒岩山               ↓帝釈山 ↓田代山

 12時25分に撤収です。シャクナゲを分けて往路を下ります。自前のテープをはずしながら1426mピークから伸びる尾根を越えて、5分ほど休憩し少しのエネルギー補給です。再び往路を下ります。往路で気がつかなかった熊さんのサインと思われる皮はぎを2箇所見つけました。根上りの大きな穴を2箇所ほど確認しましたがこれが熊穴でしょうか。

 駐車場所には13時33分に到着です。

 

熊のサイン?

↓太郎山

↓薄く日光白根山

↓根名草・大嵐山

↓鬼怒沼山

↓黒岩山

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2006年の山
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 登り1時間40分、下り1時間03分、狭い山頂でしたが望外の展望の藪山旅でした。 


 今日のそばは三依集落手前(南)にある「もくりん」の細めの手打ちソバです。気さくなご夫婦が通いで開いているお店で、この近くに来た時には寄ることにしています。

 すぐ近くに最近できた塩沢山の登山口もあります。明日は大田原から20名ほどが登るとのことでした。

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山頂にて