白馬岳(2932m)

 8年前に新潟のSさんが大雪渓から白馬岳日帰りピストン、栃木のSさんもトライをと手紙をいただきました。私のほうは天候もありますが、栃木の全山、会津のお山に入り浸ってつい後回しになっていました。8月に入って天気予報と首っ引き、今月になってやっと快晴の太陽マークが連ちゃんする日が来ました。

      白馬尻小屋付近から白馬岳
 2011年09月08日のお山めぐりは北アルプスの白馬岳です。

 午前2時に猿倉臨時駐車場に着いてみると結構空きがあります。仮眠して3時40分にトイレに行くと今から出発しようとする複数の男女がいました。

 車に戻ってしぼれも3時52分に出発です。5分で白馬登山口、ヘッデンを当ててデジカメにデータを落とします。
 

 登山道は最初は樹林の中、ついで砂利道に出ます。13分で鑓分岐、少しペースを落とします。上部が開けていますが月はなく、2枚の鉄板がかけられた沢を渡ります。登りになると目の高さの木の葉は白く光り、地面に落ちた葉もヘッデンの光で光っています。

 夜が開け始めて5時で白馬尻小屋に明かりが灯りました。庭でテントを張っている男性が起きてきて少しお話、来たし方は朝焼けが始まっていました。大雪渓に出る前でヘッデンを外します。大雪渓末端を右に見て左側に登山道が続いています。

 5時29分、雪渓に踏み跡が消える地点に目印があり、いったん大雪渓に入りますがすぐに左に上陸、その先から再び大雪渓に入ります。ほぼ中央に薄いベニガラの跡が上部へ、この辺りから先行者の新しいアイゼンの跡が目に入りました。

 前後に誰の姿も見えず、背後に妙高山から高妻山のシルエットが浮かんでいます。半ばまで来て雪渓の右奥に先行者の影がちらりと見えました。左右に口を開けているクレバスを2度跨いで6時26分に右に上陸でアイゼンを外します。

    白馬尻小屋少し上から高妻山方面        大雪渓へ           6時26分に右へ上陸 
 
 急斜面を登り、大雪渓沿いに道は進んでいます。ミヤマオダマキ、タカネシオガマ、ウルップソウの残り花が咲いていました。大雪渓上部で登山道はロープが右上へ誘います。ハクサンフウロ、トリカブト、シロウマオウギ、ミヤマアキノキリンソウ、ミソガシワ、シロウマアサツキ、名前のわかっただけでこれぐらいの花が残っていました。往路ではデータはとらないと思ってみたものの撮り残しがあってはと心配性のしぼれはデジカメを構えていました。

 木板の橋を渡って岩室跡を通過、背後には大雪渓と高妻山方面が浮かんでいます。44分で避難小屋を通過、この辺りになると花もトリカブトのほかは見当たらなくなります。右上に白馬頂上小屋が目に入るとすぐに後から追いついてきた3人の男性に道を譲ります。8時49分、ついに小屋に到着です。右折して白馬山荘を目指します。

 稜線に出て白馬山荘の上にいよいよ白馬岳の頂上が顔を出しました。背後には白馬三山から立山・剣のパノラマが広がっています。白馬山荘を通過して山頂には9時42分の到着、三国境方面からも登山者が登ってきます。

 風で寒い山頂でフリースを羽織ってエネルギー補給、そして山座同定、パノラマデータをデジカメに落とします。天気予報はほぼ当たり、頭の上に雲がありますが、360度遠方まで見渡せました。

      左の岩峰は天狗菱とか       白馬山荘を過ぎて山頂   杓子岳・白馬鑓が岳と右に剣岳方面 

 展望を肴に下山、白馬山荘レストランの生ビールの誘惑を振り切って頂上小屋上部の稜線の十字路で軽く一本立てますが、ここは風も少なく暖かい。

 撤収して頂上小屋を右に見て往路を戻ります。登るときに気がつかなかった黄色の花はカンチコウゾリナか?左右に緑の山並みを見て登ってくる登山者と交錯しながら下ります。途中の展望スペースで大休憩中の登山者もけっこういます。

 大雪渓からは妙高、高妻山歩かを見ながらどんどん下ります。途中でやや大きな岩が雪の小さな塊の上に乗っかっていました。くわばらくわばら・・・。

         岩の上でランチ              妙高 高妻山を見てアイゼン装着 

 レイジンソウ、大好きなダイモンジソウなどを見て白馬尻小屋へ、ザックを下して朝見えなかった正面に見える山々をデジカメに収めます。白馬登山口の板は14時57分の通過、駐車場所には15時ちょうどの到着でした。

 駐車場(0:05)猿倉登山口(1:01)白馬尻小屋(0:28)大雪渓(0:57)夏道(0:57)岩室(1:41)頂上小屋(0:50)白馬岳(0:29)稜線十字路(1:30)岩室(0:31)大雪渓(0:44)大雪渓下部(0:26)白馬尻小屋(0:48)猿倉登山口(0:03)駐車場

 所要時間は11時間08分(歩行5時間42分、下り4時間31分、計10時間13分)、展望の山歩きでした。

 参考 国土地理院25000分の1地形図「白馬岳」
     「白馬岳を歩く」山と渓谷社2000年5月第三版

 
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