白髪岩(1512m)
大猿山(1332m)・再訪の羽毛山と物見山
 
 アカヤシオの時期に登ってみたいお山がひとつ
去年の5月05日は狛狼さんのお山に振られ、今年も5月連休を狙っていましたが、色々あってパス
ちょっと遅いかもしれないが・・・・。
 
大猿山西端から白髪岩物見山羽毛山

 
 2013年05月13日のお山めぐりは地形図無名峰ながら日本に3つしか現存しない原三角測点を持つ群馬県下仁田町の最高峰「白髪岩」にしました。

 7時16分に会場橋先のスペース(2〜3台可能)から出発、戻って橋を渡ってすぐに左の林道ですが、ただいま工事中、重機の横から歩いて入ります。

 未舗装林道沿いにはシロヤブケマン、キケマン、ムラサキケマンがそろい踏み、時おり見る小さな白い花3種類は不明です。
 歩くこと40分で119号鉄塔巡視路の黄色杭を見て右上の植林地の中を登り始めます。作業道を横断、次は左へ作業道を辿ります。小さな枯れ沢を渡って右上に方向変換して登って行くと左に黄色杭が誘います。(作業道は右へカーブして右支尾根へ登って行きます。)

 斜面の踏み跡を進むとテープが誘います。枯れ沢に出て左上の支尾根にも赤テープがありますが、巡視路は右の植林地の裾を登っています。沢を渡ると道型は消失、正面の植林地の上部のテープに向かって登って行くと、時々黒いプラ杭が出てくるので巡視路が続いていることが分かります。

 雑木帯になると黄色杭、そして踏み跡が明瞭に現れ、ジグザグ登りになって途中で右の獣道に引っ張られて踏み跡は消失です。左上の高みを目指して行くと黒プラ杭の残骸が出てきて巡視路に復帰、登り切って鉄塔の西側の黄色杭のところで飛び出しました。

           橋を渡って           植林地上部の斜面       119号鉄塔敷手前に出て左上へ
   

 尾根に出て西進、小さなピークの先には展望地があり、これから向かう大猿山、右に雲の上に稲含山が顔を出し、アカヤシオの残り花とのデュエットです。少し下ってから登り返しですが下草はほとんどなし、大きな岩の左を進んで大猿山の名板2枚のある山頂には9時15分の到着でした。

 大猿の岩はどこでしょうか。少し下った鞍部の先に起立する岩、左からぐるっと回ってみます。反対側に回ってみれば、なるほどお猿さんのようです。奥に進んで登ったピークが本来の1332m評点ピークの大猿山でしょうか、小さな名板は帰りに気付きました。
 
     展望所から稲含山とアカヤシオ               大猿山                  猿岩
   

 ピークから先に進むと足元にアカヤシオの花弁が一面に落ちていました。右上を見上げればまだまだ見られるアカヤシオの高い木、少し下って背丈ほどの高さのアカヤシオ、その向こうに冒頭画像のとおり白髪岩・物見山、そして右端に羽毛山の稜線が浮かんでいました。

 さて、急降下で約40mの下りから緩いアップダウンの小さなピーク2つを越えますが、足元には去年の栗の若枝の残骸、頭上を見れば熊棚がポツポツと出てきます。登りになって足首程の笹が出る手前でスミレに交じってフデリンドウらしき花がいくつか目に入りました。小笹を分ける明瞭な踏み跡を登り、アセビの根元の標石を見て左へ向かうと残置ワイヤーと四等三角点、木に打ちつけられた小さな名板の再訪の羽毛山に10時05分に到着でした。

 10分程エネルギー補給の小休憩、ここからは既知の尾根、少し下って右下の稲含山からの道と合流し直進です。物見山は直進ですが道型は右へ巻き、今日はこれを辿ります。(というより登り返しを避けた。)登りになって予想していたカラマツ林の間伐、雑木の伐採放置木が散乱して道型はその中へ、S&Pは登り基調で倒木を避けてジグザグ進行ですが、はかどりません。

       熊棚           羽毛山                放置木
   

 10時43分に物見山と白髪岩間の尾根に復帰、少し下ってから左そして右に曲がる尾根はショートカットの踏み跡を選択します。やや幅広の尾根は雑木の小藪、これを避けて登って行くと次第に踏み跡が明瞭になります。白髪岩への尾根を避けて踏み跡は右へ登って行きますが、下りになって左上に誘う赤テープを見逃して1分程ロス、戻ることになります。斜面についた踏み跡は明瞭です。最後は二股、ここは左に登って行って明治の大きな原三角測点のある白髪岩山頂に11時10分の到着でした。

 山頂にはダニ一匹のほかは誰もいません。証拠データを撮って、展望のある西峰でお食事休憩にすることにしました。西峰から右に少し下った地点は大展望です。おまけにアカヤシオが残っていました。少し下ってみるとトラロープがかかっており、遠くで男性の声がします。

 展望所でザックをおろして大休憩です。左のギザギザの山並みは両神山辺りでしょう。奥に白峰が見えますがどこかは不明、デジカメにも映りません。柘植峠方面の奥の雪の峰は八ヶ岳、右のアカヤシオの間にあるのは浅間山でしょう。しばらくしてトラロープの方から本格的いでたちの男性2名が登ってきました。気を入れて来たのだそうですが、スーパー林道から30分だったそうです。

          白髪岩にて                アカヤシオと浅間山
  
                              白髪岩から西方 
 

 帰路は物見山経由で戻ることにして、12時01分に撤収です。物見山への登り返しの尾根に右(南東)側にテープが誘い、こちら側には放置木はほとんどありません。再訪の山頂には見覚えのある小さな板、木越しに先ほどの白髪岩が浮かんでいました。

 下りは右から巻いて切れ落ちた尾根を避けることになります。しばらく下って往路の踏み跡に出て羽毛山へ、熊棚、大猿山直下のアカヤシオ、展望所の展望を見て119号鉄塔から右下へ下ります。下りは巡視路らしき踏み跡を下って行き、植林地上部で左に進む明瞭な踏み跡を辿って行くと枯れ沢へ、右に枯れ沢を下ってみましたが、往路の斜面が歩きやすいようです。

 林道を歩いていると山仕事用の大きな刈払鎌(対熊さん用と言っていた。)の男性とスライド、工事中の重機のそばを通って駐車場所には14時24分の到着でした。


会場橋そば路肩(0:40)巡視路入口(0:43)119号鉄塔(0:32)大猿山(0:44)羽毛山(0:54)白髪岩(0:23)物見山(0:12)羽毛山(0:42)大猿山(0:17)119号鉄塔(0:21)巡視路入口(0:24)会場橋そば路肩


 所要時間は7時間08分(歩行5時間52分)、展望・そしてアカヤシオの山歩きでした。


参考 国土地理院旧25000分の1地形図「神ヶ原」
    新ハイキング2009年bU43「大猿山から白髪岩」
    ねくらハイカーさんのTNHCねくらハイキング「会場橋から白髪岩・原三角測点探訪」

  
 
        GPS軌跡図(カシミール3D使用・帰路のGPS軌跡が沢付近で乱れています。)
 
   この地図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図25000(地図画像)及び数値
  地図 50mメッシュ(標高)を使用した。「
承認番号平23情使第678号」   
    この地図を第三者がさらに複製又は使用する場合は国土地理院の長の承認が必要です。

         
 
 白髪岩は岳人の「一等三角点今昔・西上州・白髪岩で見つけた原三角測点」の記事で知ったお山でした。去年の5月の連休、紅葉時期は稲含山から物見山で撤収、そして今年の連休もパスでした。ネット情報を手繰ればアカヤシオも展望もあるという。綾小路公麿さんではありませんが、「あれから12年」、やっと3つ目の原三角測点のお山が終わりました。

 
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