シコクカッコソウを求めて(前編)

西國寺山から千光寺山
皿ヶ嶺・富士山・篠山

  サクラソウ属のシコクカッコソウは鳴神山のカッコソウの親類でいつかはと思っていました。ところがネット情報ではいくつかのお山がヒット、正確な位置は不明ですが、高速道路の割引も昨今の情勢から不鮮明でお出かけすることにしました。まずは尾道経由で18年ぶりに四国へ入り愛媛県中心に攻めることにしました。
 
 
西國寺山(116.3m)から千光寺山(144.2m)編
 
 朝ドラ「てっぱん」の舞台となった尾道市はしまなみ海道の入り口、所用で一日遅れのS&Pは前夜発で14時過ぎに尾道着、市役所南の有料駐車場へ・・・。お目当ては撮影場所で目立ったポンポン岩とその展望です。
 
 2011年05月08日のお山めぐりは西國寺山から千光寺山の小さなピークめぐりです。

 市役所南の駐車場から14時10分に出発、文化会館東から裏町を通って尾道本通りへ、アーケードの中を歩いて右折、右奥の西國寺を目指します。

 西國寺に登る参道も撮影場所、前を行くのは外人さんペア、背後にパノラマが広がります。
 
 坂を登り切って西國寺、案内では山頂近くは展望よしの説明だが遊歩道らしき道は見当たらず辺りを徘徊していると境内から一段下がった地点に「摩尼山霊場巡拝道」の案内板、摩尼山は西國寺のことでした。

 これに従って西に進んで明瞭な階段状の道を登ります。石仏が点々と出てくる道を左から右上に巻くようにして尾根に乗り、緩いアップダウンで右下への道の分岐を通過、今度は直進と右上の分岐ですが右を選ぶと左に大きな岩が現れます。

 ここからは西に180度の展望、千光寺山が一望でした。

         岩の上から                        千光寺山 
 
 大岩から奥に踏み跡に近い巡拝道を進んで行くと石祠一基の山頂でした。すぐとなりには水道施設らしき建物があるだけで広葉樹に囲まれた山頂は展望なし、往路を戻ることにします。

       石祠一基の山頂
 大岩を下って先ほどの分岐を下ってみると西國寺の上部の三重塔に出ました。ここから本堂前を通過し出発地点へ・・・。

 参道を下る途中で、境内社の金刀比羅神社によって重軽天狗様、江戸時代らしき狛犬さんを見て下り、ここも撮影地らしいレンガ坂を右上に登り返します。途中右に愛宕祖霊社の中国獅子を見て大山寺・こちらも天保の狛犬さんのいる御袖天満宮です。
 
 天満宮から参道を南下、町並みを眺めながら初めて見る広島の玉乗り狛犬さんの艮神社へ、神社の左から細道の坂を登り返して千光寺です。

 左にある石鎚山鎖の道は100円を入れて家族連れの後に続きます。ここも展望が広がります。反対側に下ってお目当てのポンポン岩は朝ドラなみの大展望でした。

         千光寺から                        ポンポン岩(鼓岩)
 
 ここから山頂展望台までは8分、ツツジが満開の舗装された道を登ります。展望台で360度のパノラマですが、樹木の関係で先ほどの西國寺山は見えませんでした。

 帰路はポンポン岩を少し下った地点からショートカットし右下へ、フジ棚の花を見ながら下って幹線道路を横断し、二つ目のお目当「てっぱんのお店のセット」を見て、市役所へ。あらあら市役所に狛犬さんがいました。

 所要時間は3時間14分、ほとんど休みなしの小さなピークハントでした。

参考 国土地理院25000分の1地形図「尾道(岡山及び丸亀)」
    尾道市役所HP「てっぱん展」PDF地図

            今日はしまなみ海道は夕暮れ時で通過のみ、本谷温泉で日帰り入浴し
     道の駅「今治湯ノ浦温泉」で車中泊としました。
 
 
皿ヶ嶺(1280m)編

 今回の目的はシコクカッコソウの皿ヶ嶺と高縄山、アケボノツツジの西赤石山と予備の篠山です。とりあえず時期の早い前者から登ることにしました。
 
 2011年05月09日のお山めぐりは東温市から皿ヶ嶺(山頂は高知県久万広原町)です。

 上林森林公園の風穴下の駐車場に到着、今日の東温高校チャレンジ登山の準備をしている学校関係者にあいさつして6時55分に出発です。

 ネット情報では2か所であの花・シコクカッコソウがあるようで氷穴でまだ芽出しをしたばかりの青いケシの株を見て右から登ります。
 斜面はイチリンソウが開花し、ハシロドコロが咲いています。左に薄い踏み跡を辿るとムラサキエンレイソウ、元に戻って目を皿のようにしてキョロキョロしながら登ります。

 ハルトラノオ、エイザンスミレほかが咲いている登山道は少し下りになって左下からの登山道と合流で右上へ登ります。山頂手前に着くまでの間にお目当てのあの花の斜面に寄って撮影です。

 山頂には8時25分の到着、一部が開けて展望が広がります。しぼれの頭の傘は会津で仕入れたものでお遍路さん用ではありませんが、暑くなってくると頭がすーすーして気持ちのいいものです。

         シコクカッコソウ                              山頂にて 
 
 帰路は山頂から龍神平へ下ることにしました。雑木帯から黒木の斜面、そして雑木帯になって右への上林峠への道を見送って直進、龍神平避難小屋で小休止です。

 道は幅広、よく手入れされており、登山道脇には数種類の黄色の紙がつりさげられ、なかなか意味のある言葉「ここが地獄じゃあるまいし、死にそうな顔するなよ。etc」が書かれております。今日の集団登山のものでしょう。下る途中で点々とピンクのシコクカッコソウの花とヤマルリソウがいっぱい咲いていました。

 右下に建物が目に入ってすぐに丁字路分岐点、右下から10名近くの無言の年配団体さんとすれ違いです。高校生男女が後から続いていました。S&Pは左上に登って先ほどの分岐経由で登ってきた道を下ることにしました。

 所要時間は3時間19分、花のお山探索の山旅でした。

 参考 国土地理院25000分の1地形図「石墨山(松山)」
     
  
富士山(319.6m)編

 今日の第二弾は大洲市の大洲富士こと富士山(とみすやま)です。
 


      直下の展望地から
 小さなお山ですが、一応ふるさとの富士の一座です。

 山頂一帯は公園化されており、登りはフジ棚の下を花を眺めながら登りになります。これを過ぎると両側にツツジが咲き始め、やがて右に展望が広がるツツジ園の中にでます。

 山頂は直進で立派な案内板に山名と標高が319.61mと記載されていました。



      山頂

この地図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図25000(地図画像)
及び数値地図50mメッシュ(標高)を使用したものである。(承認番号 平21業使第287号) この
地図を第三者がさらに複製又は使用する場合は国土地理院の長の承認が必要です。


 参考 国土地理院25000分の1地形図「大洲(松山)」
 
 
篠山(1065m)編
 明日は天気は雨模様で、急いでアケボノツツジを求めて宇和島方面へ南下することにしました。

   ↓ガスで山全体が見えず山頂標柱とした。
 2011年05月09日のお山めぐり、ラストは高知県境にある篠山(ささやま)です。

 登山口は篠山トンネルを抜けて愛南町側へ出て左折、高知県境にある参道から登ります。

 15時を過ぎて、うううっガスがかかってきました。少し暗くなりかけた登山道を登り始めてすぐに見慣れたシマシマ模様のスズメバチ、やり過ごして登って行くと水場を通過します。

 杉の大木、石垣が現れると左にトラバース気味になって急登、鹿よけの囲いの前でハイカー2名とすれ違いです。

 15時49分に鞍部へ、左に情報通りアケボノツツジの花、とりあえず右に登って行くと狛犬さんが一対、これは古そうです。ついで2対目の狛犬さん、篠山神社のお社裏が上記画像の山頂で三角点があります。
 今年はハズレのアケボノツツジ、いくらか残っていました。

             アケボノツツジ                    2対目の狛犬さん

 往路を戻る途中の鞍部で高知ナンバーとすれ違い、S&Pは最後ではなかったようです。

 登り51分、下り43分、1時間34分のピークハントでした。

 参考 国土地理院25000分の1地形図「楠山(宇和島)」
     
       宇和島市津島の立ち寄り湯で入浴、お食事で宇和島方面へ戻って燃料給油、
      道の駅「みま」で車中泊です。いやここは穴場です。駐車場は広く、場所を選べ
      ば静かでした。(2泊しちゃいました。)



            GPS軌跡図(カシミール3D使用)

この地図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図25000(地図画像)
及び数値地図50mメッシュ(標高)を使用したものである。(承認番号 平21業使第287号) この
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