大佐飛山(1908.4m)

 大佐飛山は私たちにとっては遠い遠いお山、去年の4月30日、塩那スカイライン(お友達に聞くと「へんなスカイライン」ともいうらしい。)途中撤退事件、5月21日の男鹿岳・鹿又岳登山の時にも当初の目標は大佐飛山であった。今度が3度目のトライである。

雪の回廊から大佐飛山

 2006年4月18日のお山めぐりは、その大佐飛山です。

 4月1日に下見をしたブラブラ梯子、実はシボレ&パートナーは2001年5月14日に黒滝山を訪れていたのです。したがって夏道は過去の紙とデジタルデータ記録を確認、地形図に磁北線を入れ、あとは天候と日程のみとして実行の日を窺っていたのですが、天気の読み違い、15日の予想外の好天をのがし今日になってしまいました。
 4時少し前にブラブラ梯子を通過、少し先に一台のCR−Vが止まっていました。ここは道幅が広く、その後に駐車、4時11分に懐中電灯を持って出発です。

暗い駐車場所を出発

三石山から先の雪庇

 車の中の助手席は車内泊の痕跡があります。かなり前に出発したようです。辺りはまだ真っ暗で、下界の闇の中に明かりが見えます。梯子から急な支尾根を登って百村本村からの登山道と合流した辺りで周囲が明るくなってきました。
 懐中電灯は木の根元にデポしました。

 4時57分に百村山(1085m)へ、5分の小休憩後出発、平成ぶなといっていたような記憶がある大ぶなを通過し、5時40分に三石山(1257m)へ到着した。ここから雪庇でアイゼンと装着して進みます。
 6時36分、サル山(1467m)の山名板のある地点を通過、雪のある幅も広くなってきました。
 尾根は右に曲がりますが赤テープがここかしこにあり迷う心配はなさそうです。(初心者は注意、必ず下見を)

サル山

山藤山

 緩やかな尾根を歩いて、7時16分に山藤山(1588m)の木の山名表示板のある場所に到着、しかし記憶では黒木の中に青い山名表示板、少し奥にありました。なつかしい真ん中に切れ目のある板、下に栃木の山紀行さんの表示板がありました。

鴫内山方面の展望

 こういう景色は今だけのものでしょうか、ダケカンバと残雪のお山の対比が面白い。
 雪庇の向こうに河下山が白い雪の斜面を広げています。ここは以前二日酔いで荷物をデポしたところです。
 そのときも斜面には残雪が少しばかり残っていました。

河下山から左が山藤山・右サル山

黒滝山頂にて

 山藤山から河下山に登る斜面が今日の危険地帯の一つです。高所恐怖症気味のシボレは上だけを見て登りました。
 複数の足跡が付いていますが、それは参考程度自分の判断で斜面を見て登ります。 7時53分に斜面の上に出て、緩やかな登りで、8時16分に黒滝山(1754m)の山頂です。

 以前より少し時間がかかっていますが、雪道ですのでやむを得ません。展望をデジカメに収め、すぐに出発します。
北に向けて足跡は乱れていますが赤テープがあります。雪の広場のようなところに出て左下に向かい、鞍部から左上の尾根に向ってテープと足跡が続きます。時間はたっぷりあり、方向は正しいと判断して進みます。

鞍部から左上へ

左上の尾根から西村山

 尾根の黒木の間から西村山が見えますが、すぐに下りになり鞍部でCR−Vの持ち主の先行の男性ハイカーと合流しました。
 ここから山頂、そして黒滝山までご一緒した鬼怒川の方でした。

西村山の山頂にて

西村山から大長山への雪道

大長山にて

 8時43分、西村山の山頂です。左奥に赤テープがあり、こちらのほうに大長山への尾根が続いています。最初は藪に近い雪原を下りますがじきに歩きやすい雪庇となります。
 9時39分、待望の大長山へ到着です。 

稜線から名無山方面

 大長山で5分ほどエネルギー補給し出発です。大長山から大佐飛山への稜線は確かに一見の価値あり、名無山方面の展望があけて絶景が飛び込みます。しかし春霞か、黄砂霞か、花粉霞の今日は那須方面が遠くがぼやけて見えます。

大佐飛山と往路の稜線

大佐飛山の山頂にて

 雪は前日までの寒の戻りからか、かなり締っていてワカンの必要はありませんでした。
 10時20分に大佐飛山直下の鞍部へ、山頂へは10時51分に到着しました。感無量です。少し遅れて男性ハイカーが登ってきました。
 真新しい山名表示板が下がっており、裏には2006.04.15中高年の山と温泉の表示がありました。
 3人で山部さんの表示板を探しましたが見つかりません。

 私たちは11時32分に撤収です。少し前に撤収した男性を追います。

大長山への稜線

↓ 黒滝山

↓ 大長山

 途中で男性に追いつきました。大長山へ12時49分、西村山へ13時44分、黒滝山へ14時12分に到着です。
最後のエネルギー補給をして14時27分に帰路に着きます。前回は夏道ですがここから2時間30分でした。もう17時には駐車場所に到着でしょう。
 最後の難関、河下山からの斜面を下り、三石山付近で踏み抜き3回、とうとうワカンも使わず仕舞いでした。ブラブラ梯子には17時01分、駐車場所には17時04分に到着、身支度を解いてじわじわと実感がわいてきました。

 登り6時間30分、下り5時間17分の残雪、展望、そして最長の尾根歩きでした。

前のページへ
トップページ
2006年の山
次のページへ