大朝日岳(1870.3m)
   小朝日岳・鳥原山

 週末の関東の天候は安定しません。やはり今週も新潟方面が天気はよさそうということで、前日までいろいろ物色していました。富士はいまいち天候が・・・・。今年はちょっと無理かもしれません。

帰路の小朝日岳への登山道から大朝日岳

 2006年9月2日のお山めぐりは山形県の朝日連峰の主峰「大朝日岳」です。

 早朝5時04分に朝日鉱泉前を出発です。お隣の車はさいたまナンバーの男性、先に出発しますがこのあと鳥原山経由の帰路は前後になってずっと一緒でした。

 道はいったん下り、朝日川にかかる吊橋をわたります。杉の林に入り、右に弘法水、すぐに右上に登る鳥原山分岐、左上に登る平岩山分岐を通過します。薄暗いのですが足元にはツリフネソウが現れます。

 5時33分、第二の吊橋をわたってすぐに後からさいたまの男性が追いついで来ました。その男性を尻目に山仕事の男性)に追い抜かれました。足元は地下足袋、脚絆の完璧地元スタイルです。あっという間に見えなくなりました。

 沢沿いには見たこともない花が咲いていました。それにしてもツリフネソウ・キツリフネがいっぱい咲いていました。

山仕事の男性

朝日川沿いの花(不詳)

 6時26分、出会を通過します。事実上最後の水場ということでここで補給します。タバコタイムの埼玉の男性の先に進むとすぐに第四の吊橋です。

 急登の始まりです。朝日鉱泉のHPのマップでは両手両足を使って登るとあります。

第四の吊橋

急登のしぼれ

 登り始めて約40分で傾斜が緩み、ヒメコマツからブナが時々現れます。左右が開けて東西の尾根が目に入ります。
 7時33分、長命水です。鉱泉の説明では右下の沢まで降りるので当てにしないほうがいいとのことです。
 大自然の脅威か、大きなブナがいくつか根こそぎ倒れています。下ってくる同年輩の男性の手にはキノコらしきものが入ったビニール袋がありました。
 ブナ林を過ぎると樹高が低くなって来ました。右に小朝日岳が目に入ります。

長命水手前の登山道とブナ

 8時22分、低くなった潅木のとざんどうから進行方向に大朝日岳が見えてきました。まだまだ遠そうです。前後になった男性が一休みしていました。「近く見えるのだが、まだ2時間かかるかな。」
 もう登山道脇には潅木はありません。高山植物が目に入るだけです。

中ツル尾根と大朝日岳

タカネマツムシソウ

トリカブト

ハクサンイチゲ?

 9時43分、ニセピークといわれている手前の肩に到着です。
 最近、軟弱手抜きのお山めぐりのせいか、両足にピクピクと痙攣の前兆がきました。おととしの錫ヶ岳以来です。

ヤマハハコらしい

ウメバチソウ

コゴメグサ?

 9時53分に大朝日岳の山頂です。残念ながら山頂からの展望は雲の中、わずかに小朝日への稜線が覘く程度です。
 携帯電話は通じるようです。野暮用が生じてしまいましたが、おいそれと戻れるような場所ではありません。

 大休憩の後、10時21分に撤収です。埼玉の人から小朝日岳経由でいきましょうとお誘い、それに乗って大朝日小屋方面に出発します。

 直下の小屋には10時30分に到着です。晴れの天気で毛布が干してあります。

大朝日岳山頂

朝日小屋下からの左・中岳、右奥・小朝日岳のパノラマ

登山道から小朝日岳

 10時57分、「飲むべし、日本一おいしい?水」と紹介の銀玉水でノドを潤し、水を補給します。
 小朝日岳方面からどんどん登ってきます。軽装の人を除いてお泊り組でしょう。

 小朝日岳の130mの登りが恐怖ですが、道はどんどん下ります。11時24分、小朝日岳直下の鞍部、雪に曲げられたダケカンバが数本ある場所で一本立てることにしました。
 埼玉の男性ともうダブルストックの男性と前後して出発です。

 古寺鉱泉への分岐近くで急登に足元を見ている間に先行の埼玉の男性の姿が消えました。おーいと呼びましたが、返事はありません。小朝日岳方面からの年配の男女数人の確認したところ、1人上に登っていったとのこと、安心して先に進みます。登りが得意というダブルストックの男性が追いついてきました。
 山頂近くになって件の埼玉の男性が後から登ってきます。呼び声で古寺鉱泉へのバイパス道から戻ってきたそうです。

 11時53分、展望の小朝日岳です。パノラマをデジカメに収めていると十数人の団体さんが古寺鉱泉方面から登ってきました。山頂はいっぺんににぎやかになってきました。月山方面は雲の中、反対側の大朝日岳はやっと顔を出してくれました。

↓古寺鉱泉への登山道

↓ 鳥原山

↓ 大朝日岳

 件の集団は昼食休憩です。12時04分、私たち4人は相次いで鳥原山へ向かいます。ロープのある急な下り、尾根の右をたどる登山道、鳥原山までの中間、約40分の地点ににオニシオガマ、ダイモンジソウの小群落があります。
 後を振り返ると小朝日岳の頂はは雲に隠れています。いいときに通過したようです。木道が現れてきて13時04分に鳥原展望台です。パノラマが広がりますが、大小の朝日岳は雲の中でした。10分ほど休憩し鳥原小屋に向かいます。手前の湿原には遅れぎみのキンコウカ、ウメバチソウなどが咲いています。13時34分、鳥原の水場で水を補給し、5分後に朝日鉱泉に向かいます。

 尾根の右側の荒れた登山道を下り、14時22分に金山沢を渡ってから登り返しになります。登山道脇に朝日鉱泉1時間30分、鳥原山1時間30分の標識があります。

 左上に少し登って、尾根に出てから20分で993m三角点、ブナからヒメコマツの尾根に変化します。長い長い尾根ですが、右下に下るようになってからジグザグ道で沢音が大きくなると、15時34分、朝方通った登山道に出ます。
 
 分岐点から3分の場所にある弘法水で乾いたのどを潤し、一息ついて、15時47分に朝日鉱泉駐車場に到着です。駐車場につくと神奈川方面の年配の3名の車はなくなっていました。どうやら当初予定を変更し中ツル尾根を往復したようです。

 朝日鉱泉(1:22)出会(1:06)長命水(2:20)大朝日岳(0:36)銀玉水(0:27)鞍部(0:28)小朝日岳(1:00)鳥原展望台(2:28)朝日鉱泉
                                   計 9時間47分
前のページへ
2006年の山
トップページ
1 松はヒメコマツでした。銀玉水から鞍部間が抜けていましたので、所要時間も含め、訂正しました。
2 朝日鉱泉のHPはこちらです。登山道案内図もあります。
3 道路状況はHPで確認してから出かけるほうがよい。今回も朝日町からは林道の迂回路でした。
4 大朝日岳は中ツル尾根登りは6時間、下り鳥原山経由は同じくらいとの小屋からの説明がありました。
次のページへ