男体山(653.8m)

 台風13号の影響で、週末の天気はままならず、当初の目標は川場の武尊山、最近おめでたの報があったので、山形県の祝瓶山に予定を変更していました。いつものことながら金曜日の朝と夜で天気予報も変わっています。どうやら東北や栃木北部は×で、茨城方面に晴れの区域が現れそうです。

左奥が奥久慈男体山

 2006年9月16日、久しぶりのお山めぐりは茨城県の「男体山」別名奥久慈男体山としました。

 宇都宮を6時過ぎに出発、駐車場所の大円地下には8時すぎに到着です。10台以上置ける駐車場には私たちは4台目、お隣水戸ナンバーの年配の男女は準備運動中で、すぐに出発しました。
 8時27分に山支度を整えて出発です。今日は新しい靴の履き初め(?)です。古い靴のゴム底に横5センチ深さ4ミリほどの亀裂が入っていたからです。この靴は約6年間の使用で、栃木のお山の大半を供にした、しぼれの同胞のようなものです。

 道は右に下り、登山口の案内標識からさらに右の細道を入ります。進行方向左に奥久慈男体山がそびえています。沢沿いの民家の敷地にピンクの花が咲いており、沢沿いの石垣(?)にも同様群落を作っています。
 デジカメデータを取りながら、10分で健脚コースと一般コースの分岐ですが、迷わず健脚コースを選びます。アザミ、ツリフネソウ、名前も知らない白いツタ状の茎から咲く花があります。

民家の花

アザミ

ツリフネ

 道は明るい緑の回廊から暗い杉の植林地になり、急登になります。雑木帯になると8時52分に支尾根に乗り、左上に向かいます。9時02分、ゴロゴロする登山道の登りから左に曲がり、鎖場が現れます。ちょっとしたスリルがありますが、登りきると尾根の上に出ます。右上に男体山が大きく目に入ります。左は展望のいい岩の上、右は男体山方面ですが、岩の上で一本立ててデータを撮ります。

展望岩から南のパノラマアップ

展望岩から男体山

 展望岩を9時15分に出発です。登山道沿いに黒く焼けた大木が現れます。山火事があった証拠でしょう。季節はもう秋、萩の花が目に入ります。みたこともない花もあります。少し登ると右にトラバース気味に登る鎖場が出てきます。ここからは鎖のオンパレードです。画像では急には見えませんが、かなりの急登です。
 ホトトギス、キク科の花が目に入り、背後には大円地集落や篭岩方面の景色があります。健脚コースならぬ展望コースともいえそうです。

鎖のトラバース

萩の花

鎖場の登り

 9時46分、突然縦走路に出ました。右上に人が登っていきます。東屋がありますが、山頂に着くのが先ですので右上に上ります。9時50分に一等三角点の待つ山頂です。石祠裏手の展望所では男女4人が大展望を眺めていました。

山頂の表示板

↓白木山

↓高崎山

↓長福山

南から西の展望180度

東の展望

 私たちは一足お先に三角点脇の岩に腰掛けてお湯を沸かしていると、一般コースから朝のお隣組の2名が登ってきました。私たちも入れて9名が大休憩です。
 遠く、海が光って見えます。デジカメに入れましたがよくわかりません。今日は3時くらいまでの天気とのことです。帰路は一般コースからとして、10時35分に撤収です。

 細い尾根道を進んでいくと、右下の斜面にナデシコ(?)の集団が目に入りました。登山道はよく踏まれており、南東に展望が広がります。こちらは武生山方面が遠くに見えます。

↓ 武生山

ナデシコ?

 道は小ピークを超える辺りから展望がなくなります。あとは樹林の中を下り、途中で登山者2組、分岐点の大円地越で単独登山者とすれ違います。右下の沢状の登山道で1組、その先の杉の植林地内で1組とすれ違ったのが最終組と思っていたら、11時35分、一般コース、健脚コース分岐点近くで単独行の登山者とすれ違いました。
 途中の民家でまたお花の撮影、駐車場所には11時48分に到着でした。


 駐車場所(0:10)分岐(0:34)展望所(0:37)山頂(0:28)大円地越(0:32)分岐(0:10)駐車場所
                                                     計 2時間31分
 


長福山(496m)

プラスαのお山

 男体山に対して女体山の異名を持つ「長福山(ちょうふくさん)」、奥久慈の男体山は大円地からの軟弱周回となり、3時間以内ではもうひとつ行くかということで、お隣の長福山としました。

男体山から長福山

 車で長福の集落に入り、観音堂の入口の看板を見つけました。手前下には長福からの男体山登山口があり、コースの取りようによっては周回も可能のようです。

 駐車場所は男体山登山口近くとして、12時06分に出発します。
 舗装路を登っていくと2分で観音堂入り口の標識、そのまま右に曲がって未舗装の道を登ります。振り返ると男体山が角度を変えて北西から見ることになります。

 12時13分に観音堂の石段の参道に着きます。手前には草刈の老女がいますが、声を掛けても答えが返ってきません。

 12時20分に長福観音堂で、背後をひと登りと分県登山ガイドにあります。左右を見ると右奥に踏み跡が入っています。笹を掻き分けるとすぐに踏み跡が明瞭になり、左上に向かっています。孟宗竹と杉から杉のみの植林地を急登です。途中からジグザグ道が現れますが、本当に尾根近くのふた曲がり程度です。

 尾根に出て、右の高みに進むと12時31分、石祠があるところに出ます。その上に長福山の表示がありますが、地形図ではこちらではないようです。戻って北西に進む尾根を進みます。藪の中に薄く踏み跡があり、ところどこに白のビニールテープがあります。
 

 12時41分、最高点に到着ですが、表示板も何もありません。先は低くなっています。どうやらここが山頂のようです。記念のデータを撮って12時47分に下山です。往路を忠実に戻り、13時15分に駐車場所に到着です。

 山支度を解いて、すぐ下の登山口を見ると男体山直下の尾根ですれ違った男女が降りていくところでした。

  登り35分、下り28分の小さなピークハント、この時期に登る人はいないのでしょう。くもの巣と少しの藪を分けることになりました。

観音堂参道入口近くから男体山

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 もうひとつ登ったその先は当然お蕎麦屋さんです。今日は2箇所のはしごをすることにしました。常陸大宮市の「そば道場」はプロのそば、こちらは極細のコシのある江戸そば、辛汁でもりそば840円、「水ぐるま」は今流行の農村レストラン、田舎そばでもりそば525円でした。

 参考 分県登山ガイド「茨城県の山」

 奥久慈男体山は標高は低いものの本当に山らしい山でした。今度は紅葉の秋、新緑の時に西金駅から健脚コースをとり、長福を経由し周遊するか、月居山へ縦走を・・・。機会があればやってみたいのですが、まだまだ登りたいお山はたくさんあります。
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