七ヶ岳(1635.8m)下岳(1509.8m)

 出だし標高1000m超の飯豊山系の五枚沢口から飯豊山前衛の五段山、地蔵山を歩くつもりでした。起床遅れではるか手前の南会津町の南端で途中下車、未踏のピークへ参りましょう

 
帰路の林道から
 2011年10月21日のお山めぐりは南会津町にある七ヶ岳から下岳を歩いてみることにしました。

 七ヶ岳は11年前に南の高杖スキー場から登っていましたが、北東に延びる稜線上の地形図に記載のある下岳はまだ歩いてませんでした。

 今日は羽塩登山口から8時41分に出発です。3台ほど停まれる左のスペースには先客の那須ナンバーさんが一台、少し先の左には車一台が停まっていますがお山ではないかも・・・。
 
 幅の広い登山道の両側はモミジの赤がありますが、まだ緑が残っています。沢を左に渡って沢沿いの杉林で熊さんの冬眠穴になりそうな根上がりの穴、引っかき傷のある杉の木を見ながら右に沢を渡って沢の中を登るようになります。

 9時10分に滑滝が現れ、次いで長いロープが滝の左側に落ちてきています。滑沢は左側に行けばよかったのですが右を登って斜面が急になり立ち往生、思い切って左に横断し事無きを得ます。

 先のほうで何やら叫び声のような・・・。沢を登って行くと今度は右上で誰かが叫んでいます。ヤッホ−と返したところ人の声はそれっきりでした。(何だったんだろう。尾根を下ってきたのか、それともキノコ採りか。)

 約30分で流木の吹き溜まりから再び滑、そして段々水流が細くなってごろごろの岩、小さな滝は右から巻くと見覚えのある葉、ダイモンジソウです。水がなくなって10時13分、左上に誘う案内板を追って視線を上げるとコケシのようなものが大木の根元付近に目に入りました。

    下流を見たこの画像では右にロープ          紅葉        コケシのようなものが 
 
 門柱のような2本のブナの間を抜ける登山道はU字溝のようにえぐられた登山道、そして左にトラバース気味に登るようになります。約20分で岩が出てくるようになると背後の木の間にいくらか景色が目に入ります。
 
 この辺りから再び左にトラバース気味に登る登山道はワイルドになり、急登でシャクナゲが出てきました。大きな岩を見てその右を巻いて登るとロープが現れます。11時を過ぎて風が強くなりミルクのカーテンがかかってきました。上部へ岩場を登って行くと再びロープ、左下が切れ落ちた場所から右上で登山道と合流です。

 右に2分で一等三角点のある山頂ですが、残念ミルクのカーテンで展望はありません。エネルギー補給で21分程休憩し11時35分に撤収、奥に向かいます。

            けっこう急登              ロープが              再訪の山頂にて
  
 山頂から緩いアップダウンの稜線ですが右(東)からの風が強くあとからあとから白い雲が通り過ぎ、左右の展望はありません。13時近くになってやっと切れ落ちた右下が目に入りました。

 さらに進んで小さなピークを越えて左に志津倉山、博士山方面、右に雲がかかった三倉山から明瞭な大佐飛山塊、雲で見えない高原山から日光方面が目に入ってきました。

 13時11分の下岳は展望台です。只見方面は青空、うーんやっぱり北だったよねえ。

 
             ↓大嵐山かな                   下岳にて


下岳からのパノラマ  大佐飛山塊
 


                           七ヶ岳方面

 16分休憩で撤収です。ここからの下りはかなりワイルドです。分岐から右下へ下る登山道はロープが必要なほど急降下があり、木々を掴んで下ります。14時35分に林道に出て右へ、約2時間で駐車場所でした。

 羽塩登山口駐車場(0:29)滑滝(1:03)沢から離れるコケシの地点(0:57)七ヶ岳(1:44)下岳(1:08)下岳登山口(2:00)駐車場

 所要時間は7時間54分(歩行7時間21分)、平日の今日は誰とも会わず、沢歩き、岩場歩き、そして展望の山歩きでした。残念、七ヶ岳から下岳間は雲でパノラマなしでした。


 参考 国土地理院25000分の1地形図「糸沢」
     南会津鬼怒の山50
   

             GPS軌跡図(カシミール3D使用)

この地図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図25000(地図画像)
 及び数値地図50mメッシュ(標高)を使用したものである。(承認番号 平21業使第287号)この
地図を第三者がさらに複製又は使用する場合は国土地理院の長の承認が必要です.。 


(10.23追加)
 気象庁の天気分布予報は太平洋側を除いて福島から北はオレンジ色でした。2度寝の起床遅れで6時30分発のS&Pは栃福県境を過ぎて途中下車、ノラさんのワッサグラか迷った末の七ヶ岳です。登り始めの薄曇りの空は山頂近くで完全にミルクのカーテン、帰路の未踏の下岳に近くなってやっと展望が目に入りました。登山道は護摩滝からの登路を残すのみ、未踏のお山優先ですが合間見て歩きましょう。


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