本名御神楽(1266m)
    御神楽岳(1386.5m)

 ここ2週間ほどアップダウンのあまりないお山歩き、今週は太平洋からの東風を考えると新潟県がらみとなります。 6月以降、栃木のお山とは疎遠になっていますが、天候優先ですので、やむを得ません。

登山道から本名御神楽の稜線

 2006年10月14日のお山めぐりは福島県の本名御神楽、そして県境を越えて新潟県の日本200名山のひとつ、御神楽岳です。

 午前3時すぎに宇都宮を出発、もっと早ければ朝日連峰の北端、障子ヶ岳か新潟県の二王子岳と思っていたのですが、ちょっと時間的に無理、迷わず田島を目指します。2000年1月3日に地形図を購入し、いまだ未踏の本名御神楽です。
 本名発電所から左に曲がらずに直進し砂利の林道を進みます。途中で舗装になりますが再び砂利になり、御神楽岳への案内板を見て二股で右を選びます。登山口には立派な案内板があり、先行の2台の車が停まっていました。(最終地点は4〜5台程度で満杯)

登山口の立派な案内板

 6時59分に登山口を出発、沢沿いに20分で、左奥に小さな滝が八乙女滝です。道は右を高巻きし左に曲がると鎖の急坂を下ります。お空は雲がかかり日の光もありません。
 沢に沿って右に曲がり鎖をつかみながら進んで行くと右側の岩肌にはダイモンジソウの小さな花が残っています。

 背丈を越す草の露を振り払い、小沢を渡ると7時52分「八丁洗坂」の標識を通過します。
 先から男性が降りてきました。昨日管理舎に泊まったのだそうです。気をつけてという言葉を受けて、二つ目のやや大きな沢を越えます。
 8時11分、ブナの林から傾斜が付いてくるとジグザグ道になります。本格的に登りになってきました。ほどなく松の大木の尾根になります。結構な急登です。 

八乙女滝

沢から離れる

尾根の直登

熊打ち場の標識

 9時01分、「杉山ヶ崎」を通過です。道は左に直角に曲がります。948mピークを左に巻き、鞍部に下る途中で本名御神楽が目に入ります。
 パートナーは絶不調のようです。筋肉痛で足をたたきながら登ってきます。
 約30分で「熊打ち場」の標柱を通過します。ほぼ360度の展望です。鎖の急坂を登り、9時47分に御神楽岳管理舎の分岐を通過します。
 

管理舎と分岐の標識

 10時08分、待望の本名御神楽の山頂に到着しました。山頂手前には真っ赤に染まった葉がありました。先客は室谷から来たそうでパノラマに見入っていました。
 パートナーはここまで、しぼれは荷を軽くして指呼の間に見える御神楽岳を往復するため、10時10分に出発します。

↓御神楽岳の山頂

 前方から鈴の音が聞こえてきます。ほどなく栃木市からという男性と立ち止まってお話です。前夜、車中泊でかなり寒かったそうです。また、林道に熊が2頭出たと聞き、早朝暗いうちの林道歩きは気をつかったそうです。

 登山道は右の肩の直前で少しの急登、左に曲がると緩やかなアップダウンです。右下に水晶尾根でしょうかスラブが豪快に立ち上がってきています。2名の男性とすれ違いです。たぶん駐車場のもう一台の車の主でしょう。

水晶尾根方面のパノラマ

御神楽岳山頂にて

山頂から水晶尾根方面

山頂から本名御神楽アップで

 10時55分に山頂を後にします。途中で本名御神楽にいた男性とすれ違いです。パートナーの待つ本名御神楽には11時27分に到着です。御神楽岳へは往復1時間07分でした。
 本名御神楽に戻ると男性が1名登ってきていました。しばしのおしゃべりタイム、男性は御神楽岳往復へ。
 私たちは山頂で大休憩、パノラマを肴に山ごはんタイムです。狢ヶ森山方面も雲が取れてきました。キュッと一杯いきたいところですが、酒気帯び運転になりますので、ここ5〜6年山頂でのお酒はやっていません。マイカー登山のアキレス腱です。
 山頂で守門岳と教えていただいた頂は矢筈岳でした。(10月18日訂正)

 10時45分に1点360度の山頂に到着です。3名の先行者がいましたがいずれも新潟県口からです。

↓狢ヶ森山 ↓日尊の倉山                       ↓矢筈岳      ↓栗ヶ岳

↓笠倉山                ↓本名御神楽の尾根

 12時ちょうどに本名御神楽を撤収にかかります。個人的にはこちらのほうが展望は好みです。ゆっくり管理舎泊まりが最高かと管理舎によって見ました。窓の一部と入口ドアがぴったり閉まりませんが、毛布もあり中もきれいです。

 948mピークへの稜線の黄葉、紅葉をみながら杉山ヶ崎は12時50分に通過します。
 直登尾根を下る途中の紅葉が目に入りました。きれいでした。登るときは下ばかりでしたので目に入らなかったようです。 

 21分でジグザグ道へ、13時22分に沢沿いに出ました。雲が取れて日が当たった沢床は青っぽい岩のせいか、沢を流れる水はこれまで見たことがないようなすがすがしさが感じられます。
 駐車場所へは14時20分に到着です。

 本名発電所へ戻る途中、リュックが三つ林道脇にあり、反対側には3名の男女が、少し先の林道沿いの空き地に2台の車とその間にテントが設置されていました。明日、登るのでしょうか。

登山口(1:09)尾根取り付き(0:50)杉山ヶ崎(0:44)管理舎(0:21)本名御神楽(0:35)御神楽岳
 御神楽岳(0:32)本名御神楽(0:13)管理舎(0:35)杉山ヶ崎(0:32)尾根取り付き(0:58)登山口

                                登り3時間39分、下り2時間50分 計 6時間29分

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2006年の山
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 時間の割りに急登、鎖場と変化に富み、二つの山頂からの景色も秀逸、印象に残る山歩きでした。ここ2週ほど緩やかなお山歩きのせいか、しばらくぶりに両足に筋肉痛がきました。

※ 会津百名山ガイダンスによれば、本名御神楽まで4時間、本名御神楽から御神楽
 岳50分となっています。管理人は本名御神楽から御神楽岳間は、荷を軽くしての
 急ぎ足でした。

※ 新ハイキング10月・11月号に連載で御神楽岳が掲載されています。
                           
(10月18日追加)

管理舎近くの黄葉

管理舎下の紅葉

急登尾根の紅葉

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