前女峰(2359m)
    竜巻山(2224m)

 前回、黒岩尾根を箱石金剛・そのすぐ右上の竜巻山の山名表示板まで届きましたが、竜巻山のピークはその先の高みであり、近々前女峰と竜巻山ピークを歩こうと思っていました。天気の安定しないここ数週間、今日は午前中勝負とばかり日光へ出かけてみることにしました。

男体山・大真名子・小真名子方面は雲の中

 2008年9月05日のお山めぐりは前女峰・そのお隣の竜巻山です。

 宇都宮を6時前に出発、志津小屋近くの駐車スペースには7時30分に到着、ワゴンとバイク各1台の先客があります。私たちは同34分に出発です。

※ 参考 25000分の1地形図「日光北部」
      烏ヶ森の住人さんのHP「日光連山ひとり山歩き」
      starionさんのHP「日光稜線紀行」

 ガレ場を登るのはカモシカ登りともいうそうで危険です。特に下りは浮き石に
 足を乗せる公算が大ですので避けましょう。


 今日は地形図ほかの資料を置き忘れてしまいました。もう2時間早かったら大展望が拝めたはずの山行きでした。
 東風や南風が吹くときは日光連山の南面は曇り、奥日光は晴れていることが多いようです。今日はその典型で戦場ヶ原から見る男体山はすそ野まで広がっています。温泉ヶ岳・三岳・太郎山・大真名子山もきれいに見えますが、半月山から社山・黒檜岳などは雲がかかっていました。    
 帰路は箱石金剛には寄らずに戻ることにします。少し下った地点から次のコブには向かわずに左下にゆるく下っていくと4分で登山道でした。
 あとは唐沢小屋経由で戻るだけです。雷が怖いのでラジオを点けっぱなしで来ましたが、特有の音は聞こえてきません。
 唐沢小屋のベンチで小休憩、水場で水を補給し、ミルクのカーテンの中を下ります。

 最後の馬立までの登りは3度ほど息を整える小休止、長い林道歩きで15時48分に到着した駐車場所にはバイクが消えた代わりに普通車が2台増えていました。

志津小屋駐車場(0:57)馬立(1:22)水場(0:20)唐沢小屋(0:05)前女峰西面ガレ場右岸(0:46)前女峰(0:22)ガレ場左岸の登山道(0:10)前女峰・竜巻山間鞍部(0:21)竜巻山(0:05)直下近くの登山道(0:22)唐沢小屋(0:16)水場(1:13)馬立(1:00)志津小屋駐車場

 所要時間8時間14分(歩行時間7時間13分)の8月初旬のリベンジ藪山歩きでした。
↓女峰山         ↓前女峰
竜巻山頂
シャクナゲ混じり

女峰山

 針葉樹藪の通過に26分かかっていますが、こちらはお勧めできません。ここから左上に7分・11時13分に前女峰の山頂でした。残念ながら周囲は雲に包まれかけています。 女峰山が間近に見える筈ですが、左下からどんどん雲が登ってきます。

 記念のデータを撮って撤収することにしました。帰路は南に下ることにしますが、山頂から1分の開けた稜線で振り返ってみるとほんの少しの間、女峰が顔を出してくれました。これだけでも来たかいがあります。

前女峰山頂にて

やっと尾根近くへ 

ガレ場の右岸を   

登山道とケルンと竜巻山      

野州原林道馬立付近から     ↓女峰山      ↓前女峰    ↓竜巻山      

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 戻って記念のデータを撮って、北に少し進んでみると今度は大展望が待っていました。女峰山と前女峰です。前女峰の左下にガレ場が見えます。午前中の疲れが一気に出ました。

 踏み跡が出てきたり消えたり、11分できつい藪に当たりました。ここは右下にエスケープ、結構太い広葉樹の草つきを下ります。あらあら先ほどのガレ場の左岸に出たようです。ガレ場の左の凹地は藪もほとんどなく横に出ている枝を避けて下っていくと11時47分に登山道に出ます。

 今度は竜巻山です。登山道を黒岩方面に5分ほど下ります。その地点で左上に稜線が目に入り、尾根に向けて薄い踏み跡が入っています。箱石金剛からの予定でしたが、変更して北から稜線を辿ることにしました。

 左の尾根はコゴメグサ、アキノキリンソウ、ウメバチソウ(たぶん)が咲いています。いったん左に登って方向確認、鞍部から南に向かいます。最初は広葉樹の藪のない尾根、すぐにシャクナゲ混じりの広葉樹が茂ってきますが、薄い踏み跡が付いています。左が切れ落ちた細尾根から最後の登りが針葉樹がうるさい尾根です。

 後方に展望があけますが、雲でわかりません。少し先に進むと白と赤のテープが巻かれた場所に出ます。烏が森の住人さんのページに紹介されているように腰掛けるスペースもありません。少し先(南)に進んでみましたがここからはゆるやかに下っています。

 しばらくぶりの馬立に向かう林道沿いには2か所ほど泊れるスペースがあり、秋田ナンバーのワゴンが止まっており、後から3台の四駆とワゴン(作業する方々)が順々に追い抜いて行きます。16分で通過のゲートの位置は記憶に残っていませんでした。

 8時27分に馬立へ、見覚えのあるモノレール軌道の手前を右下へ下ります。沢に出て反対側へ、尾根沿いに登っていきます。ときおり見える砂防工事の切れ間から目指す前女峰が目に入ります。

 右に尾根を離れて、9時49分にガレ場の沢を渡り、エネルギー補給です。13分に小休憩後出発します。3度目の唐沢小屋は10時23分に通過し、右に黒岩尾根方面に向かいます。10時26分にガレ場にケルン、道は横切って進んでいます。Pさんは先に高いほうへとご要望、ガレ場の右岸を注意深く登り、藪を分けて直登することにしました。(結果的にはすごい針葉樹藪)
 斜度は40度近いでしょうか、登山道奥には竜巻山が右半分だけ顔を出しています。足元は比較的しっかりしています。

 五分の一ほどを残して斜度が増して危険なので左の背丈の低い針葉樹藪のへりを登っていきます。最上部には鹿の糞とけもの道が入っていますが、すぐに消えてしまいました。背丈の低い分、密度は高く、頑丈に抵抗します。潜ってみると右に左にトンネル(?)があります。身をかがめて藪の下へ、鹿さんの視線で左右に前進、右上のほうが明るいようなのですすんでみると藪が薄くなっています。やっと南からくる尾根の上部に出たようです。