前武尊
前武尊(2039m)・家の串(2103m)
 
 天気予報では10日の方が天気がよさそうな。
 前回の山行きでひざ痛が出てきたしぼれ、2日前から痛みがなくなったので関東のお山を物色、Pさんは乗車距離が少ない所が希望だそうで・・・。
 
花咲から前武尊・家の串
 2012年08月09日のお山めぐりは群馬県片品村・川場村境の前武尊から家の串を歩いてみることにしました。

 前夜は奥日光三本松で車中泊、空には星が瞬き、涼しく静かな一夜のはずでしたが、そこはやはり夏休みです。ボソボソと話す声が朝まで続いていました。
 駐車場最奥、右に登山口案内板があります。山支度をして7時08分に出発、駐車場の右上から樹林帯のジグザグ登りになります。花の少ない中、ソバナが一本だけ花をつけていました。24分で右下より登ってきたペンション村からの道と合流し、さらに5分でスキー場のゲレンデの変形丁字路へ飛びだしました。

 
立ち入り禁止の板とゲート  駐車場右の登山口      変形丁字路
  

 ここからゲレンデ内のコンクリート舗装路を登るようになります。最初は急登、両側にはシシウド、メマツヨイグサ、アザミ、コオニユリ、ギボウシなどの花が咲いています。傾斜が緩んで背後を見れば日光白根山の山頂は雲に隠れてきていました。

 両側に建物が見えてくると上部に今日登る前武尊、家の串が顔を出しています。背後の日光連山の上部はほとんど雲に覆われてきていました。コンクリート舗装路終点は8時26分の到着、休憩で6分程停滞、ここまで車で来れば1時間強の短縮になったのですが・・・。前武尊は雲がかかってきて登高意欲が萎えます。

 今度はゲレンデ左側に木の段の道が登っています。ヤマハハコの白い群落、外来のタンポポの類か黄色の集団がゲレンデを覆っていました。エゾアジサイの綺麗な花を見て中途で左上へ方向を変えて登り、8時55分に川場野営場からの道と合流です。この辺りは最近笹が刈られたようです。右上へ向かうと展望が開けて先ほど登ってきたゲレンデが一望です。

 道はやや荒れ気味になってロープが一本、登り切ると右に享和の石仏がたたずんでいました。黒木の中をから雑木帯へ、石がごろごろの登山道は刈られた笹を踏んでの登りです。足元を良く見ればツルリンドウが点々と咲いていました。前武尊の山頂には9時59分の到着で小休憩のエネルギー補給です。

 
登る途中で前武尊と家の串    林道終点        前武尊山頂へ
  

 10時11分に出発、今日のPさんは腰の痛みも発生なしで調子良さそうです。少し下ると昔は登山道があったという剣ヶ峰が目に入ります。道は右を巻いて少し下ってから登り返しになります。途中でこれから向かう家の串が雲をまとって現れました。剣ヶ峰と次の岩峰の鞍部には黄色の花2種類、ひとつはアキノキリンソウ、もうひとつはコキンレイカでしょうか。案内板を見て左の巻き道を進むことにしました。

 最初はロープの下り少々、逆Jの字に折れ曲がって伸びる樹木を跨いでのトラバース悪路です。10時54分、鞍部から登りになったところで笹刈りは終了、少しだけ伸びきった笹・草が両側に出てきます。時々背後を見ると剣ヶ峰が雲に隠れたり現れたりします。

 傾斜が緩んで11時15分、案内板、すかいさんさんの名板のある家の串の山頂でした。奥は時々中の岳が見えるだけで上州武尊山(2007年のレポはここをクリック)の山頂の沖武尊は雲に隠れています。地面に半部埋まった丸太に腰かけて大休憩です。

  
剣ヶ峰と右奥に家の串   笹刈りはここまで     家の串山頂にて
  

 帰路は往路を忠実に戻ります。剣ヶ峰の東側を巻いているときに背後にやっと沖武尊が顔を出してくれましたが、その先からは2000m以上は雲に包まれてきました。前武尊で小休止、山頂記念のデータをとって下ります。ゲレンデ最上段近くになって左下から甲高い獣の声、少し下ってリフト施設が見えてくると猿の群れがたむろしてこちらの様子をうかがっていました。

 コンクリート舗装路が終了して左右に砂利道、右にスキー場入口を辿るか迷いましたが日が当ってきたので樹林の中の登山道を戻ることにしました。駐車場所には14時33分の到着、4台ほど車が増えていましたが地元ナンバーでハイカーとのスライドなし、作業の方々でしょう。


 駐車場所(0:29)コンクリート舗装路始点(0:48)同舗装路終点(0:23)分岐(1:03)前武尊(0:25)剣ヶ峰北鞍部(0:38)家の串(0:35)剣ヶ峰北鞍部(0:26)前武尊(0:37)分岐(0:13)コンクリート舗装路終点(0:38)同舗装路始点(0:17)駐車場所


 所要時間は7時間25分(歩行6時間32分)、未踏のピーク終了の山歩きでした。


 参考 国土地理院旧25000分の1地形図「鎌田」
               GPS軌跡図(カシミール3D使用)
  
 この地図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図25000(地図画像)及び数値地図 50mメッシュ(標高)を使用した。「承認番号 平23情使第678号」
 この地図を第三者がさらに複製又は使用する場合は国土地理院の長の承認が必要です。


 前回の飛龍山で7年ぶりの右のひざ痛が再発、3日ほどの湿布で消滅した。今日はひざの様子を見るためにやや近めで未踏の前武尊を選んだものです。ネット情報から片品村のオグナほたかスキー場のズル道へ向かいますが、ゲートに阻まれて本来の標高1200mからの登山道へ、右ひざはOKでした。帰ってからネットを探索、ズル道は平ヶ岳と同様に地元花咲のお宿に泊まれば最上部まで送ってくれたとのHPがありました。やっぱりねえ。


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