九ッ山(477.2m)
風呂山
九ッ山・秋王山(518.8m)
弘法山(541m)

 5月のツツジの頃に歩こうと思っていた福島県南部、塙町の山々、地震・原発の影響で延期していました。スズメバチもそろそろ終末期、今日は気温も低そうで向かってみることにしました

秋王山近くの林道から九ッ山
 2011年11月24日のお山めぐりは塙町の九ッ山から南に尾根沿いを歩くことにしました。

 道の駅の末端に駐車、9時22分に出発、国道に出て左へ風呂山公園に向かいます。


 国道の案内板を見て右に入り、水郡線をくぐり右折、3段になっている駐車場の満開の冬桜を見ながら奥へ、おっとスズメバチの板がありますが、いたとしても今日の一ケタの寒さではOKでしょう。

 杉林を右に入ってツツジ園の中をジグザグに登って行きます。真ん中に終わりに近いモミジが一本、途中2か所の展望所にはパノラマ図が設置されていました。

 最上部の右下にお社、これは三峰神社ですが石像などはありません。左上のツツジ園の上部から杉林の尾根の踏み跡を登って行きます。左に曲がりながら急登の尾根は右から巻いて登り、小さなピークを越えると地形図の実線路の林道に出ます。

 林道は右奥の方が舗装工事で進入禁止、歩くのは大丈夫だろうしダメなら藪尾根を辿ることにして右へ回ります。

 すぐに左上にキックバックの進入路、これをやり過ごして地形図破線路と思しき砂利道を入ったところで6分休憩、エネルギー補給です。杉林の道は破線路を辿るように左折、そして右折して3つの電波塔を通過し広場に出ます。

 ここからさらに奥に進んで4つ目の電波塔を右から回り込んで塔の下をくぐって三角点のある九ッ山でした。
 
パノラマ図と同様のカット
尾根を
三角点にて
 
 元に戻るよりは南から南東に下る尾根を歩こうと腰高の笹やぶを分けて行きます。すぐに植林地の下生えのない細尾根、南進しすぎてすぐにバックし南東へ方向変換です。途中左右の林道を見ると壁になっており、地形図を見るとずっと壁模様です。

 しばし考慮して右(西)下の林道が広く食い込んでいるトラック駐車地に急斜面を下って行きます。すぐに枯れ沢状の斜面から無事林道へ到着、回り込んで末端を見ると・・・。なーんだ笹が繁茂しているだけで大丈夫だったじゃないか。ということで逆Y字路の林道を南下です。

 頭上の送電線を見て未舗装道路の先は工事中、鉄塔敷きから南に尾根が登っており、これを辿ることにします。尾根は最近刈払いされたようで時々黒プラスチックの階段が現れますが、一か所だけ30センチほどの細尾根、数メートル平均台を歩くような感じのところがあります。再び登り切って小さなピークの右には八溝方面の展望が目に入り藪中の御褒美。

 下りになった尾根は道路で途切れており、やむを得ず工事中の脇をすり抜けます。「何の調査ですか。」って言われちゃいました。m(_ _)m、何に見えたんでしょうね。 未舗装の林道は30センチほど段差があって完全に通り抜け不能、その奥は砂利道が続いています。

 国土地理院の点の記では要領を得ず、左上の尾根目指して取り付きを見ながら進んで行くと薄い踏み跡が左上に登っています。尾根は反対側からの作業道と合流し右へ水平に進んでいますが、ここは尾根をキープ、ところが尾根にも昔の道型が登っていました。(ただし灌木ヤブ)

 尾根が右に曲がるようになると急登へ、やや大きな岩が現れると三角点、天保15年の壊れた石祠のある518.8m峰、点名「秋王山」でした。
 
工事中の林道を避けて藪尾根へ
ヤブ
左手前に岩の秋王山
 
 どっちへ行ってもヤブなので最短の南へ笹を分けることにしました。左は伐採地で展望、笹は背丈を越えイバラは踏みつぶしながら下ります。鞍部で広場になった林道で昼食です。

 20分程休んで南へ、舟見集落からの丁字路には進入禁止の板が道の中央に並んでいます。左に案内板があり「弘法山」の表示、現在地の印がないので次の三角点峰で打ち止めとすべく南へ進むとすぐに「←弘法山入口」の板と明瞭な道が左上にあります。少し先にも立派な案内板がありますがこちらは道はありません。

 元に戻って明瞭な幅広道(作業道)を登って行きます。あらあら右の三角点峰ではなく、左の541m評点ピークに向かっています。
 
 左に曲がって二股は左の緩やかな方を選択、結果的にはこれが正解、回り込んで右上に赤い弘法大師堂があり、ここが最高点でした。北に展望が広がっています。望外のピークに満足、ひとしきり眺めて証拠データを撮って撤収です。
 
下りの尾根と目標の鞍部広場
弘法山入口の板
弘法山から左に九ッ山、塙町

 当初予定は点名「入山」の三角点峰まででしたが、出発時間が遅すぎました。今日はここまでで丁字路から舟見集落へ下ることにしました。

 なるべく国道に出ないように線路の右(東)の道を選んで行くと緩いながらもアップダウンの道、高みは八溝方面の展望もあるはずですが、午後になって寒波が到来したのでしょう。遠くは雲の中でした。

 道の駅は15時25分の到着、休憩込6時間03分の藪山ハイキング終了でした。

  

 道の駅「塙」(0:09)風呂山公園駐車場(0:15)風呂山園地最高点(0:39)九ッ山(0:32)送電線鉄塔(1:03)点名「秋王山」(0:21)丁字路(0:11)弘法山(0:09)丁字路(1:58)道の駅「塙」

 所要時間は6時間03分(歩行5時17分)でした。
 
 参考 国土地理院25000分の1地形図「塙」
     国土地理院点の記「秋王山(あきおうやま)」
     
 5月のツツジの頃に登る予定でした。震災、原発関係で当初予定は空中分解、今月終盤の寒い日ならハチもいないだろうということで急きょ俎板に復活のお山でした。電波塔から刈払いされたばかりの尾根の展望、林道の展望はいいものです。最後のとどめは弘法山、ここは下は黒木に囲まれていましたが北の展望はピカ一でした。冬晴れの午前中か、春先新緑の時期に残りの三角点峰2つを歩いてみましょう。
         GPS軌跡図(カシミール3D使用)
    

 この地図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図25000(地図画像)及び数値地図50mメッシュ(標高)を使用したものである。(承認番号 平21業使第287号)
 この地図を第三者がさらに複製又は使用する場合は国土地理院の長の承認が必要です.。 
 

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