茨城のお山めぐり
    富士山(183.2m)・前山(271.0m)
   唐桶山(232.1m)・三峰山(177.8m)

 快晴なのに体調やや不良、天気予報では北部は雲がかかりそうで日光男体山も見えません。今日は笠間市の福原駅付近に駐車して、いくつかのお山を周遊することにしました。幸いうまく円形に収まりそうです。


富士山編

 笠間市には三つの富士山があります。笠間駅付近の富士山はツツジのお山、その昔雑踏の中を歩いたことがありますが地形図には載っていません。地形図のゴルフ場に囲まれた富士山は後にして、今日は福原駅近くにある富士山です。

 駐車場所を探して十数分、市会議員選挙の車が行き来する中、小池集落の北東の学校下の空き地に駐車、8時58分に出発です。南西の小池集落に戻り、地元の年配の男性とお話、今は道はなく、読み方は「ふじさん」とのことでした。
 9時08分に左の富士山を見て破線路と思しき道を入ります。 

唐桶山から富士山

 道は途中で消え、セイタカアワダチソウの枯れた草原を分け、雑木と黒木の境を進みます。左下の田が終わったあたりから踏み跡が登ってきて進行方向に進んでいます。
 9時23分、北東からの尾根と合流、こちらからも踏み跡が来ており、右上に進みます。急登を経て、9時33分に「富士山認定協会」山名表示板のある山頂です。板の裏には不鮮明ですが2名の名前が入っていました。
 9時38分、三角点のみで祠も石も展望もない山頂を後にして南西方向に尾根を進みます。下りから次の小ピークとの鞍部までは踏み跡なしの雑木藪です。登り返して踏み跡が現れ、二つの小ピークを越えて地形図波線路を下ります。10時02分、丁字路を左に採って2分、180度開けたところに出ます。ここは北関東自動車道で波線路が分断、きれいな橋が架かっています。
 それにしても見事なパノラマです。加波山から岩瀬の山々が浮かびます。

裏には安田某氏、中丸某氏とあり

↓加波山     ↓燕山

↓雨引山

 5分ほどパノラマをデジカメに収めて、自動車道の上の福原橋を渡り、本来の市道へは10時14分に出ます。左に向かい沢集落に向かいます。
 各家には犬が飼われています。放し飼いのものもありますが、吠えているだけで近づいてはきません。おやつ代わりの小麦饅頭を少し分けますが、こちらが見ている間は口につけませんでした。 


前山編

 沢集落手前から後を振り返ると富士山の南西尾根の一端に、痛々しいほどに自動車道の側壁が目に入ります。集落を通過して砂利敷きの林道を右に登り、舗装道へ、ここは戻って仕切りなおしですが、道が消えて右の尾根を直登、再び舗装路へ出ます。
 こうなれば舗装路の凸部から左の破線路をと進路を決めます。凸部には10時54分着、手前と奥に二本の入口、10時57分、ここは地形図どおりに奥(南)の踏み跡を進みます。

↓吾国山            ↓前山

 3分下って峠(?)へ、地形図の十字路は消えかかっており、むしろ前山へ向かう踏み跡が鮮明です。伐採作業道でしょうか、ジグザグに登っていきます。この道型はずっと尾根の右を通っていますが、途中から左の高みに出て尾根を歩くことにしました。11時08分、峠から8分で290m小ピークに出ます。ここから右に進みますが、左黒木、右雑木の尾根から雑木の繰り返しで、11時28分に石祠のあるピークに到着です。三角点はここより20mぐらい下ったところにあり、軽く背丈を越す笹薮を避けて右寄りに進みます。黄色のビニールテープがところどころについています。
 11時34分に三角点に到着です。12分ほど休憩とエネルギー補給です。

藪尾根

石祠

山頂にて

 11時46分に出発です。帰路は右下の破線路に出る予定でしたが、北東へ尾根を下ることにしました。11時59分、これが間違いか、よかったか、東北自動車道の工事現場の上に出てしまいました。ここも180度の展望です。これから向かう唐桶山、三峰山が手に取るようにわかります。
 しばし展望を堪能し、12時01分に工事現場へ下りますが、途中の作業員さんから下までは下れないとご注意が、やむなく右の藪の中を下り、県道へは12時12分に到着です。

自動車道工事現場

三峰山

唐桶山

 次は唐桶山ですが、途中でJAの施設内の蕎麦屋さんの幟旗が目に入りました。外二、十割そばとあります。時間が間に合えば・・・と、目を見合わせてから県道を向坪集落へ進みます。

唐桶山編

 唐桶山=からおけやま=カラオケ山とは奇異な名前ですが、地元の人に確かめましたので間違いないでしょう。

↓唐桶山

↓下ったピーク

←登路の尾根

 向かい坪集落を過ぎて右手にこんもりとした杉の森が神社でしょうか、変形の十字路を右に久保田集落へ入ります。唐桶山トンネル工事の看板と簡易歩道設置があり、一瞬やばいという文字が頭をよぎります。もしかしたら地形図の破線路はトンネルと・・・と思っていたらその通りでした。12時32分にやむを得ず手前左の昔田であったところから作業道を左に入ります。
 道は右にカーブしてうまく尾根に乗ることができそうです。唐桶山の西の肩に出る尾根で、最初は道なし、ついで獣道模様のへこみがあり、途中から急登で12時54分に西の肩へ到着です。錆びた石油カンがあります。ここから左へ3分で1987年製の山名表示板のある山頂です。裏には○の中に亀と書かれています。

トンネル工事現場

へこみの尾根

唐桶山

 13時ちょうどに撤収です。帰路は北東尾根を下ります。最初は3mほどの笹薮、しかし切り開けされています。二つ目のピークは左に踏み跡が入っています。ここを地形図破線路と思い降りてしまいましたが、これが正解だったか、道も広く傾斜も緩やかで歩きやすい。

 唯一の難点は後半で銃声が2度続けて聞こえたことです。撃たれては明日がありません。「ヤッホー」と数回声を発し、下ります。犬の声が聞こえ、今は耕作されてない田の向こう側にオレンジ色のチョッキが見え隠れしています。向こうも顔を合わせることなく黙々と対岸を歩いています。

 13時30分、道路わきに水戸ナンバーの軽のワゴンが停まっていました。ピストンならば車の有無でお互いがわかるのですが、周遊の場合はちょっと危険です。
 10分で北側の臼木集落へ、ここから見る唐桶山の稜線のパノラマは最高でした。 


三峰山編

下山口から三峰山のピーク

 いよいよ本日のラストです。臼木集落に出て右に向かい地形図破線路を探します。ひとつめは民家の出入り口と共通か、次いでふたつめを捜します。左の丘の上に農道が入っています。その先の民家の手前が破線路のようですが、道型はありません。

 13時46分に上り始めます。後を振り返ると今登ってきた唐桶山が目に入りますが、逆光で右の唐桶山ピークが写りにくくなっています。
 右で物音が、雉の鮮やかな羽の色が高みに消えていきます。 
 ハンターの獲物は山鳥か兎か?。

 道は広く、地形図どおりに進んでいます。途中で藪化したものの迷う心配はなさそうです。13時58分結構大きな岩壁を右に巻き、14時04分に左の主尾根からの踏み跡と合流し、右に向かいます。

 14時14分に左下へ行く道との分岐ですが、三角点はこの先のピークにあります。右に踏み跡がありますが、左上の黒木の中に分け入ります。14時17分、待望の三角点ですが、展望、石祠の類なしのさびしい山頂です。

農道の破線路

岩壁の右をまく

合流尾根道

三峰山頂にて

 14時25分に撤収です。7分で先ほどの分岐に戻り、北西側に入っている舗装道に出ます。田利集落は14時44分に通過、ここから駐車場所へ向かいます。途中の民家ではこれから上棟式で餅まきがあるとのことで、子供たちが集まっていました。
 そばやさんの看板につられてまたも里山の藪道を歩く羽目になり、駐車場所には15時24分に到着です。

  学校下の駐車場所(0:10)小池集落(0:15)主尾根へ(0:10)富士山(0:26)東関東自動車道福原橋(0:05)市道へ(0:15)沢集落(0:25)舗装路北方凸部(0:03)鞍部の峠(0:08)小ピーク(0:20)石祠(0:05)前山三角点(0:13)北関東自動車道工事地点(0:06)県道(0:08)臼木集落手前(0:12)取り付き口(0:25)唐桶山(0:10)二つ目の小ピーク(0:16)田の畦道(0:16)三峰山取り付き口(0:18)主尾根合流点(0:13)三峰山(0:07)舗装道(0:12)田利集落(0:40)駐車場所

  休憩抜き計5時間38分、周遊の山歩きでした。

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2006年の山
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 JA茨城中央のクラインガルテン農産物直売所のそば処は午後4時まで、どうやら20分前に到着でした。このそばは地元の笠間焼に盛られたしぼれ好みの蕎麦でした。もり1枚600円、10割そば1000円、近くに来た際には再訪をと思っています。

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