叶の高手(1430m)

 以前から登ろうと思っていた会津朝日岳、その手前のピークが叶の高手、、会津朝日岳の通過ピークなのですが、ちょうど今はヒメサユリが咲くころ、ちょっと眺めてみたい願望があります。

 2006年6月24日のお山めぐりは会津朝日岳に登ることにしました。

 早朝4時に宇都宮を出発、7時ちょうどに只見町黒谷のいわなの里に到着です。右に曲がって100mほどの駐車場にはすでにバスが2台、自動車も数台停まっています。今まさに5名が出発せんとしていました。
 用意をしているとお隣に宇都宮ナンバーが1台、某市の男女ペアのようです。

 7時12分に出発、すぐに丸太二本にハシゴ状の橋を渡ります。沢沿いに進んでいきますが、進行方向のお山は上半分が曇っています。

 7時20分、赤禿沢の木橋を渡り、道はやや傾斜が出てきました。登山道脇に黄色、紫のスミレが仲良く咲いています。途中で沢の反対側に残雪が出てきました。しぼれ今年3回目のイエローカード、アイゼンをザックに入れるのを忘れたのに気がつきましたが、すでに20分を経過、登山道に雪渓が出てきたらそこまでとして進みます。
 登山道脇にニリンソウの群落が目立ちますが、サンカヨウはすでに実がついています。

 赤倉沢の標識を過ぎて、まもなく、登山道に水が流れるようになると最後の水場三吉ミチギです。
 水を補給し、出発です。まもなく道はジグザグの繰り返しになりますが、緩やかな登りで安心です。
 かなり登ってから左があけて会津朝日岳へ続く稜線が目に入ります。高度を上げているのがわかります。
 両脇の雑木の丈が低くなると紫色の花が、カタクリです。一面に生えています。登山道にはアカモノ?、コイワカガミが目に入ります。

 やがて岩道になり、ヒメサユリの蕾がいくつか現れました。近くに標柱があり、人見の松とありました。さらに先に進み日当たりのよいところに出て、やっと一輪と思いきや、立て続けに現れました。
 今日の目的の一つを達成です。少し早めだったのでしょう。

 しばし撮影です。前後に人影はありませんが、前方から女性の声が聞こえます。エネルギー補給をして、9時34分に叶の高手の山頂に出ると女性2名が休んでいました。先行の23名のグループですが、足がつって休んでいるのだそうです。
 少し下るとクロベの大木が2本、いずれも説明板つきです。さらに下って水平異動、1382mピークを右に登山道は左を巻いています。正面にバイウチの高手と会津朝日岳が見えます。

 10時03分、初めて雪渓が現れましたが、これは大丈夫。雪渓からパノラマが広がります。登り切って右に先行集団が休んでいました。後の3名の情報を聞かれたので伝えて先に進みます。
 ブナの樹林を登り、正面に朝日岳の雪渓が現れました。手前がかなり急傾斜です。雪渓の右の藪を少し進みますが、無理することもないと判断し、撤収することにしました。
 バスの集団登山の方々がアイゼンをつけて雪渓を登っていくのを見送り、10時45分に往路を戻ります。
 来るときに集団が休んでいた避難小屋で昼食です。11時04分、小屋前で出発するときのお隣さんペアと入れ違いになりました。これまた入れ違いに男性2名と入口でお話をして11時21分に出発です。お空は青空になってきました。天気予報は大当たりです。

 青空に白いタムシバ、紫色のツツジがきれいでした。叶の高手の手前で登ってくる3名、叶の高手で記念のデータを撮っていると、降りてきた女性2人とことばを交わしてから出発、ヒメサユリを撮り直していると若い2名の男女が登ってきました。結構きつそうです。

 三吉ミチギには12時52分に到着です。冷たい水を補給し、後は下りながら花をとるだけです。
 ニリンソウと思いますが、3輪ついている集団がありました。背丈も20センチを越えるものもあります。サンリンソウもあるそうですが、ニリンソウの3輪のものもあると聞いています。葉がちがうのでしょうか。どこで見分けるかがわかりません。

  サンカヨウは大好きな花の一つですが、ここほどたくさんあるのは初めてです。

避難小屋下から叶の高手

 

残雪

渡渉

三吉ミチギの水場

明るくなった登山道

帰路の叶の高手直下の登山道から東南のパノラマ

叶の高手と奥に会津朝日岳

会津朝日岳直下の雪渓から北面のパノラマ

ヒメサユリ

この辺りはほとんどが3つ花です。

 先から重装備の8名の集団が登ってきました。今夜の泊まり組です。見るからに重そうなリュックを担いでゆっくりと登ってゆきます。 
 2回の渡渉を終わり、ふと見上げるとホウの木の若葉がお空に映えています。福島の青空です。思わずデジカメに収めました。

 駐車場所には13時50分に到着しました。

 会津朝日岳は後回しになりますが、青いお空と気持ちいい風ですっきり、岩魚の里で一服して帰途につきました。 

サンカヨウ

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2006年の山
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 岩魚の里奥の駐車場(0:57)三吉ミチギ(1:20)叶の高手(0:56)雪渓直下(0:07)バイウチの高手(0:10)避難小屋(0:40)叶の高手(0:43)三吉ミチギ(0:48)駐車場
                    登り3時間13分、下り2時間28分、計5時間41分の山歩きでした。


※ しばらくぶりの只見のお山とはいえ、奥袈裟の感覚で雪はないだろうと錯覚でした。いずれ時期を
 違えて秋口にでも会津朝日岳のピークを踏んでみたいと思います。
※ ヒメサユリは南郷町の高清水公園で6月24日からヒメサユリ祭りです。今年の咲き始めは6月19日
 とのことでした。

ホウの木と空

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