四ッ又山(899.5m)・鹿岳(1015m)

 西上州のお山とは平成10年以降疎遠になっていました。宇都宮からは距離があるせいか、しぼれ&パートナーの足が向きません。しかし、個性的な岩峰を抱えるお山があり興味をそそります。

四ッ又山

鹿岳の二つの岩峰

 2006年4月30日のお山めぐりは、群馬県西部にある四ッ又山から特異な岩峰二つを抱える鹿岳を登ってみることにしました。

 天気の状況から午前中勝負と宇都宮を4時前に出発、登山口となる大久保集落の少し先にある橋を渡った右の駐車スペースに車を止めます。先客が3台ありますが、もう2台分は大丈夫でした。

 6時31分に出発、手前の四ッ又山登山口にもどります。

 登山口の案内板を見て左に舗装路を入ります。すぐ脇の民家から人の声がしました。朝の挨拶を済ませて先に進み、砂利の林道を少し歩いた地点で後からエンジンの音が・・・・・。先ほどの民家の方が2名、ゆっくりと登ってきます。
 70歳過ぎの母親とその子の2人組みで、登山道脇にある畑にスイカ苗を上に行くとのことです。
 ついでに道を確認、途中の畑までご一緒させていただきました。明るい方々で変わったスミレの話、アケビの花を教えていただきました。

アケビの花

段々畑

 6時59分にお別れし、右上に向かいます。杉林から雑木になると28分で大天狗の鞍部で、ひと休みし呼吸を整えます。
 左上に進むと足元に小さな天狗の石像と大天狗の石碑があります。ちらほら紫のミツバツツジが顔を出しますがこの高度では終わりに近いようです。
 尾根沿いに熊さんのお土産らしきものが散乱していました。登山口付近の熊出没注意の看板もうなづけます。



 8時01分に四ッ又山の山頂に到着です。北に展望が開けて特徴ある二つの岩峰を突き上げる鹿岳が間近に目に入ります。アカヤシオ(地元名ヒトツバナ)は盛りを過ぎて花びらを落としています。
 残念ながら春霞、遠くの展望は望めませんが、これから向う突起は紫のミツバツツジが色をなして迎えてくれそうです。
 8時06分に撤収し、次のピークに向かいます。

大天狗

山頂の石像

二つ目のピークからツツジと鹿岳

 分岐にもどり右に向かいます。ここからはロープが出てきて次のピークに案内してくれます。
 石祠のある山頂には8時19分に到着です。
 斜面のツツジがきれいです。
 8時28分三つ目のピーク、四つ目のピークからは鹿岳が間近に見えます。

斜面のミツバツツジ

トヤ山 経塚山、トモ岩方面 

 8時56分にマメガタ峠と通過、杉林の登りから雑木になると再びミツバツツジの紫が出てきます。松とツツジの尾根に登りついた辺りからアカヤシオが現れます。ロープが鹿岳の一ノ岳の岩峰の基部に誘います。
 9時53分、ハイカー2名が休憩中の一ノ岳に到着です。ご覧のとおりの展望が広がります。しばしパノラマに見入り19分の休憩後に出発です。

二ノ岳(鹿岳山頂)

一ノ岳山頂から

アカヤシオと四ッ又山

 10時12分に左のアカヤシオと四ッ又山を見て撤収しました。基部にもどり、左下に向う下高原への下山道を見送り、二ノ岳に向かいます。

 二の岳も右から取り付きですが、結構長い梯子、今度は左に真新しい鎖が続きます。岩峰を右に左から巻くように登り今度は南から登る細尾根に出ます。さわやかな東南の風が出てきました。
 背後に一ノ岳がありますが、しぼれに振り返る余裕はありません。
 10時34分、2人のハイカーが休んでいる山頂に到着です。左奥の見晴らしのよい岩場に向かいます。
 ほぼ360度の展望が広がります。

二ノ岳からの展望1

   ↓四ッ又山

↓一ノ岳

二ノ岳からの展望2

経塚山方面

 展望のよい山頂でまたも22分も長居してしまいました。10時57分に薄く鋸歯のような妙義山の見える山頂を後にします。半分程度が手前の下高原への道を下山しますが私たちは北に向かいます。
 かなりの傾斜ですが二ノ岳の基部に降り、山頂を眺めながら尾根を歩きます。右に折れてくだりを見て驚きました。ロープもない急傾斜の下りは木の根をつかみながらです。やっと左にトラバースして11時12分に鞍部に立ちます。いくつかの小ピークを越えて標識が現れ、左下に向かいます。赤テープが点々と付いていますが、ついに持参のロープを出して下ることになりました。2箇所です。

 12時01分、峠分岐へ、そこから40分で駐車場所にもどりました。道路途中の民家の石垣に咲いていたヤマオダマキの花、畑の畦のチュウリップの赤と黄色がきれいでした。

 正味5時間23分のちょっぴりスリリングな周遊の山旅でした。

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