富士山(1029.4m)

 9月1日は能登に用事があり、途中で一山歩こうと考えていました。展望がよくて往復4時間以内でお山のタンスを整理していると、上田市の独鈷山が浮かんできました。
 地形図「武石(北西)」のそのお隣には富士山の文字が・・・・・・。

南西から富士山

 2007年9月1日のお山めぐりは上田市の鹿教湯温泉近くにある鹿教湯富士こと富士山1029.4m峰です。

 今日の第一目標は展望のよいといわれる独鈷山でしたが、平井寺トンネル付近から林道を入ると工事中で進入禁止、時間の関係でやむを得ず富士山に変更したものです。

 林道工事は毎年9月1日から6日まで、一般には知らせてないようです。

 鹿教湯温泉手前の右にある高梨集落の高梨橋を渡り、最奥の三叉路に来ると地形図破線の入口の沢の左側の民家の主人さんに富士山へ入山の意思表示をしました。
 親切に富士山の左の尾根の見える位置を教わり、地形図と異なる沢を詰める道を教えてもらいました。おまけに藪が深いときのためのエスケープルートまでです。

 お礼を言って、9時46分にスタートします。沢沿いの道はひんやりとした風があり、涼しいことこの上なしです。沢を挟んで左上にお墓を見て、未舗装になった道はミズヒキ、ムラサキツユクサや名もない草が繁茂しています。
 少しの間、これらをはらいながら進むと薄い水流を渡ります。右上に進む道があるようですが、草に気をとられて見逃してしまったようです。

沢沿いの道

沢の中に石祠

フシグロセンノウ

 沢の中に石祠のようなものがあります。足元にはオレンジ色のフシグロセンノウでしょうか、ポツポツと咲いています。
 10時02分、明るい場所に出ました。左側の斜面が開けていて紫色のビニールテープが張ってあり、タラの木が見えます。右は植林の杉です。間に沢があり、上部が刈り払われた草が生長しています。沢をそのまま登りましたが、実際は右の植林地の中に沢に沿って道が付いていたのを帰りに確認しました。 

 沢は水も草もそれほどでもなく、順調に進みます。

 10時09分、いよいよ沢に水がなくなりました。と同時に急登になり、汗が噴出してきます。

 10時15分、前方に石垣のようなものが目に入ります。段々畑でもあったのでしょうか、杉が植林されているところもあります。
 右に杉林があり、水がなくなったのと杉の太さからエスケープといっていたのはこの辺りでしょうか。

 10時22分、いよいよ傾斜が急になって左右にジグザグに登ります。道も一部不鮮明ですが上に登っていけばOKです。

沢の中にを

水がなくなる

石垣が

 また足元にフシグロセンノウがいくつか現れると10時34分、鞍部に到着です。北側も樹木がなく開けています。おそらくは富士山林道の終点でしょう。鞍部は北から涼しい風が上ってきて気持ちがよく、2分ほど小休憩です。

 ここは右上に尾根を上がります。最初に見せてもらった急登のおねですが、3度ほど息を整えながら登ります。11分で太い松が出てくると傾斜が緩み、左に巻くように登ります。北からの尾根に出ると右上に向かうように踏み跡があります。 

  10時48分、三角点と石祠のある富士山の山頂です。
 南西の一角が開けて高いお山が望めるほかは松と雑木に囲まれた山頂です。

山頂からの景色

三角点

 今日はこれから石川県の七尾市まで17時ごろに到着しなければなりませんので、軽くエネルギー補給をしてから下山します。
 時間があれば反対側の市峠から周遊ですが、草を分けるのも面倒なので往路を戻ることにしました。

 山支度を解いてからご主人のお宅へ、お留守のようでしたので書置きを書いていると現れました。本当にありがとうございました。

 駐車場所(0:48)鞍部(0:24)山頂(0:36)駐車場所

      展望はありませんが、富士山のひとつをピークハント、満足のS&Pでした。 

※ 登りは草を払っている時間が少しかかっています。下りは3分ほど鞍部の反対側の小ピークを往復した時間が入っています。時間からしても急登のお山といえるでしょう。

※ あとから知ったのですが、上田市はマツタケの取れる場所です。9月以降は誤解される恐れがあります。入山するのは控えるべきでしょうか。

 参考  25000分の1地形図「武石(北西)」
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