祝瓶山(1417m)

 最近北へ北へと向かっている管理人ですが、今週末はお彼岸ほかでお山はお休みとなります。しばらくぶりに1日お休みをいただき、登るお山を探していました。やはり今週も朝日連峰以北は快晴が望めそうです。

登山道から祝瓶山

 2006年9月21日のお山めぐりは朝日連峰の南端、東北のマッターホルンといわれている「祝瓶山」です。

 宇都宮を午前1時30分出発、長井ダムから登山口に当たる祝瓶山荘前の駐車場には6時40分に到着です。
 車は私たちが4台目、ちょうど1名が出発するところでした。残った2名のうちの1人、習志野ナンバーの男性とお話、彼は2泊3日の予定でマイタケ狩りと釣りで過ごすそうです。

 祝瓶山荘の前を6時56分に出発、先行者を追います。杉林の林道から吊橋を渡り、道が狭くなります。野川本流の分岐を左に進み、崩壊地を上に巻くようにロープが誘います。沢近くに下ってアップダウンの少ない登山道が続きます。
 7時43分、左・祝瓶山、右・大朝日岳の分岐を通過です。 

 3回、小沢を渡るとブナ林の尾根を登るようになります。
 7時58分に撮影した場所は緑が朝日を浴びて光っており、印象に残ります。
 これから延々と登りが続きますが、山頂での展望が残っているようお祈りしながらです。

 8時04分、やっと木の間に祝瓶山が目に入りました。青空はそのままです。

分岐点

ブナの登山道

ブナと木の間から帰路の稜線

 ブナの稜線から右に帰路の尾根が見えてきました。
 8時16分、樹勢が低くなり、左が切れた登山道になります。
 左が開けてダム方面の展望が広がりますが、注意しながら踏み跡を辿ります。

展望登山道

 8時25分、両側が切れた登山道に出ます。360度の展望です。思わずデータをデジカメに収めます。

 8時52分、登ってきた尾根を見下ろすとススキが目に入り、足もとのミヤマママコナも花が咲いているものの葉茎は色がついています。

登ってきた尾根とススキ

ミヤマママコナ

 9時20分、やっとお隣のピークの奥に9月2日に登った大朝日岳が姿を現しました。今日はこれが見たかったのです。進行方向に祝瓶山のピークが見え、先行の登山者の姿が目に入ります。

 両手を使って登る部分が出てきました。9時43分、再び周りが開けて背後を見ると吾妻連峰が雲上に浮かんでいます。寝不足のせいか、いまいち足があがりません。

大朝日岳

急登の登山道

背後の吾妻連峰

 最後の岩場の急登が始まります。数回呼吸を整え、手がかり足がかりを探しながら赤ペンキを追います。頂上直前で息切れし小休憩します。
 10時02分、登山者2人の待つ山頂に到着です。1人は地元小国町の男性で反対側から、もう1人は先行の石巻市の男性でした。

岩場のペンキ

山頂にて

蔵王連峰

↓西朝日岳   ↓中岳  ↓大朝日岳

↓吾妻連峰

↓飯豊連峰

↓西朝日岳

 山頂で地図を広げて山座同定です。地元の方から教えていただきました。NHKの小さな旅から9月2日に大朝日岳に登った話、実はS&Pも登っておりました。時間的にすれ違いしていたのでしょう。
 まもなく私たちよりかなり若い方が登ってきました。これから平岩山(大朝日岳の手前)まで行くそうで、すぐ下っていきました。

 10時30分に小国町の方は下っていきました。約2時間だろうとのことでした。残った3人は大休憩のあと、撤収することにしました。

 11時04分、しばらくぶりに1時間の長居をして展望を満喫し撤収です。帰路は小国側に下り、途中から右に尾根を下ります。振り返ると違った形、三角形の祝瓶山が目に入ります。あとは大朝日岳を見ながら下るだけです。

分岐点手前から祝瓶山

 石巻の男性が先行で歩いていますが、途中から樹勢が高くなり、見えなくなってきました。

 最低鞍部付近で2名の若いカップルとすれ違い、今日はこの方々が最後に出会った登山者でした。

 ここから少し登り返して、12時07分、大朝日方面と祝瓶山荘への分岐点です。先の男性が休憩中、違った形の祝瓶山をデジカメに収めます。

分岐点から祝瓶山

 12時09分に左下に下り始めます。道は明瞭ですが、鎖、ロープが設置されています。一箇所展望が開けて祝瓶山が目に入ります。かなり下ってきたようです。

 12時34分、道はいったん平らになり、ブナ林の下降です。涼しい風が吹きぬけて気持ちが和らぎます。

 沢を渡渉して12時51分、 登りの登山道との分岐点です。

 あとはほぼ平らな道を戻るだけで、13時32分に駐車場所に到着でした。帰路の林道沿いに白に近いツリガネニンジンが咲いていました。お山は晴れれば印象が強いものです。360度の大展望とあればなおさらです。本当に印象に残るお山でした。
 

   駐車場所(0:47)桑住平分岐点(2:16)山頂(0:11)針生平への分岐点(0:49)
                        稜線の分岐点(1:00)桑住平分岐点(0:41)駐車場所

                               登り3時間03分、下り2時間41分 計5時間44分


※ 登りの東尾根は鎖、ロープが一本もありません。下りに使うのは×と思っていたところ、帰路の吊橋
 の案内板には半分消えかけた文字で使用しないよう表示があったと石巻の男性からお聞きしました。
  私たち3人はそれと知らずに登ってしまったようです。
※ 祝瓶山荘までは木地山ダム以降は未舗装となるものの、それほど荒れてはいませんでした。
                                                  (2006.09.24 追記)

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2006年の山
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