一切経山(1948.8m)
   東吾妻山(1974.7m)

 某社の登山地図を買い求めて8年、福島県の中核をなす吾妻連峰のお山は未踏でした。天気予報は福島県は快晴、いつかはと思いつつ本棚の片隅に追いやられていた地図を出してみました。

東吾妻山から一切経山

 明日は用事が入っているので日帰りのため、未明に宇都宮を出発です。2006年8月4日の行き先は30年前に観光で走った吾妻小富士の反対側の一切経山、東吾妻山です。

 1570円の有料道路料金を支払って、6時40分に吾妻小富士の有料駐車場へ、すでに数台がとまっている臨時駐車場の最奥に駐車します。
 
登山道から早朝登山(?)の軽装の男性が降りてきましたので声を掛けると「止めて置けば駐車料金の紙がワイパーに挟まっているよ。」とのお返事、安心して6時45分に出発します。

 登山ポストに届けを入れて、先に進むと一切経山方面の入り口に2名のカメラマンがいました。ホシガラスを待っているのだそうです。ご挨拶して右に進みます。
 年配の男性が一名、そのはるか上に何名かの登山者がいるようです。7時11分、右下に噴火口跡があります。後には吾妻小富士が口をあけています。

噴火口跡

↓吾妻小富士                   ↓高山

 途中で休んでいる家族連れを後にして、傾斜が緩むと西があけて鎌沼方面が俯瞰できます。今日は快晴、左下からの木道、避難小屋、中央に鎌沼のパノラマが広がりました。

↓東吾妻山                   ↓中吾妻山          ↓前大顛          ↓平石山

 7時30分に避難小屋への分岐を直進します。シラネニンジンでしょうか、白い地味な花が目に入ります。登山道脇の岩陰で2人の男性が休んでいました。声を掛けて先に進むことにします。途中で短パンの万年青年にお会いしました。今日は最高、蔵王、月山、残雪残る飯豊が見えるそうです。
 ロープで区切られた登山道ですが、なだらかな登りで7時47分に山頂に到着です。空の青さが印象的で、360度の展望が広がります。

一切経山の山頂にて

 山頂でデータ収集に走っていたら、女性ハイカー、先ほどの家族連れハイカー、年配のハイカーと続けて登ってきました。時間はまだ8時前後、しばし、私たちも山座同定に励むことにしました。
 

蔵王連峰アップ

残雪残る飯豊連峰

↓東吾妻山 ↓磐梯山       ↓中吾妻山     ↓西吾妻山

↓吾妻小富士      ↓安達太良連峰                ↓東吾妻山    ↓磐梯山

 8時04分に山頂を撤収です。往路を酸ヶ平への分岐まで戻り、酸ヶ平経由で360度展望といわれる東吾妻山へ向かいます。
 いい景色ですが、低いところは雲があり、おおむね1000mから上がはれているようです。

 8時19分、分岐から右下へ降りていきます。黄色の花はイワオトギリのようです。まもなく沢になって対岸に先ほどの万年青年がビールを傾けていましたのでしばしおしゃべりタイム。鳥海山に10度登って、天気がよかったのは2度だけ、そして飯豊の話になり、日帰りも可能とのことで、少しばかり興味が傾くしぼれでした。後から東吾妻には上ってくるとのことにつき、先に進むことにしました。
 沢を渡ってすぐにところにハクサンシャクナゲの白い花が咲いていました。今年のしぼれには、ほんとにシャクナゲは当たり年でしょう。
 
 避難小屋はトイレと対になっており、中はこぎれいで泊まるにはよさそうです。湿原の木道の分岐には8時38分に通過、右の鎌沼から東吾妻山に向かいます。

シャクナゲの花

 湿原の木道脇にはイワオトギリのほか、ミヤマリンドウが咲いています。
 周囲の緑の山々がまぶしいくらいですが、風も吹いて気温の上昇も気になりません。

 少しの時間で鎌沼です。対岸に木道、東吾妻山のなだらかな山容が浮かびます。
 水は透き通って非常にきれいでした。

イワオトギリ

ミヤマリンドウ

鎌沼

 8時55分に谷地平分岐、同57分に東吾妻分岐を通過、東吾妻山に向かいます。木道を進んで4分で木道の十字路に出ます。ここも直進です。
 木道も消えて樹林の中の登山道になると、風もなくなり途端に暑くなります。モミジカラマツ咲く登山道を登りきると9時39分、360度展望の山頂に到着です。先着ハイカー1名、後着ハイカー2名の5名で山頂を独占です。

 雲が上がってきて先ほどの一切経山よりも展望が少なくなっています。

東吾妻山頂と三角点と磐梯山

西吾妻山から一切経山までのパノラマ

↓日光連山                                ↓磐梯山         ↓猫魔ヶ岳

 10時11分に山頂を撤収します。帰路は南に下る景場平経由で鳥小平登山口から遊歩道を駐車場まで戻ることにしました。
 9分下った展望台からも磐梯山の展望が広がりますが、雲が多くなってきました。11時16分に景場平の湿原中央を通過、ここでもシャクナゲを見ることができました。11時35分に車道に出て、反対側の東北自然歩道に入ります。
 12時13分に兎平の駐車場、12時26分に駐車場所に到着です。


  駐車場(0:45)酸ヶ平分岐(0:17)一切経山(0:15)酸ヶ平分岐(0:12)酸ヶ平中央分岐(0:09)鎌沼(0:52)東吾妻山(0:09)展望台(0:54)景場平(0:19)鳥子平登山口(0:51)駐車場
                                                      計 4時間43分
 

吾妻小富士(1707m)


おまけのお山

 昭和51年ごろの話ですからちょうど30年前となります。当時東北四大祭り、あるいは五大祭りといわれていた夏祭りを車でまわったことがあります。この時、一度吾妻小富士を見ていますが、お釜の回りは回ったことがありませんでした。
 
 悔いを残さず、今日は昼飯の後に歩いてみることにしました。

 有料道路口から7分で、お釜の見えるところへ到着、風が吹いたら怖いよなといいつつ、右に回りながら17分で最高点へ、10分で下の出発地点、都合27分で一周でしょうか。その後、5分で有料道路へ着きました。

 


 所要時間は38分でした。

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