福島のお山めぐり
 一盃山・鞍掛山・黒石山・二ッ石山

 関東はスギ花粉の最盛期に入りつつあります。去年は3月に入り茨城県の生瀬富士から月居山を歩いているときに花粉の襲撃を受けました。まるで山火事の煙のように舞い上がる花粉を垣間見てしまいました。軽い花粉症のS&Pの2006年3月11日のお山めぐりは福島県のお山に遠征です。


一盃山(855.8m)

黒石山から一盃山

 一盃山とは変わった名前のお山ですが、いつかは登ってみたいと思っていました。
 ここ数日の天気予報から北のほうが天気がよいと考えて今日はしばらくぶりに「ここはみちのく」のこけしマークを見ることにしました。

 10時08分に東尾根に当たる黒甫登山口から出発です。杉の林からいったん林道に出て、再び杉林に入りますが右が伐採されていますので明るい尾根歩きです。
 左が開けてくるとなつかしい蓬田岳が目に入りましたのでデジカメに収めました。

 10時24分、カラマツ林の急登になり、少しの登りで雑木帯に入ります。尾根を右に巻くと黄色と黒のトラロープが現れました。雪解け後のためか土も浮ついていて滑ります。尾根に出ていったん下り登り返して左から来る支尾根にのり、10時45分に音の岩ピークに到着して展望が開けます。
 北から東にかけて一盃山三角点峰から鞍掛山、黒石山、高柴山、大滝根山などが浮かんでいます。

      一盃山三角点峰              鞍掛山      黒石山                  高柴山

      高柴山                大滝根山                  日影山

      大志の広場  

 10時56分に一盃山の山頂である大志の広場です。南に宇津峰が見えますが、とりあえず北に向かい三角点をめざします。残り雪を踏んで10時59分に三角点峰へ、雑木が伐採されて二ッ石山が間近に見えます。
 記念データを撮って山頂から音の岩に戻ることにしました。

三角点  

 11時08分に広場に戻って証拠データと南の宇津峰をデジカメに納めました。11時13分に撤収、音の岩に17分に戻って昼食休憩。食事を取り終えて景色に見入っていると広場方面からなにやら音がします。同年配の男性ハイカー・バリバリの地元の方のようです。

 地面を蹴って音の岩のいわれを説明してもらいました。岩の下が空洞になっていて音が響くようです。山座同定をしながら鞍掛山、黒石山に登る話をしたら、鞍掛山の眺望がいいと説明してくれました。

 私たちは11時35分に撤収し、12時03分に駐車場所に戻りました。

  登り44分、下り36分の展望のピークハントでした。


鞍掛山(798m)編

音の岩から↓鞍掛山           ↓ 黒石山  

 鞍掛山と黒石山は鞍部から左右に分かれて登ると聞いたので郡山市中田町柳橋の集落からナビをたよりに車を走らせる。
 途中で通行止めになっているとの情報ですが、鞍部まで車ではいることにできました。しかし乗用車では無理かもしれません。
 私たちは鞍部手前の左に入る林道を進み、ナビの鞍掛山の表示に一番近い地点で右に簡易トイレと空き地を見つけました。よく見ると奥に赤ペンキで表示があり踏み跡が入っています。

 12時32分に登り始め、12時43分に山頂です。左が崖になっていて180度の展望が広がっています。

↓安達太良山  
↓田村富士  

 奥に踏み跡が入っています。山小屋らしき建物と簡易トイレがありました。右から未舗装の車道がきていました。どうやら鞍部からの道路のようです。普通はこちらからでしょう。

 二つほどベンチがあり、周りの木も選別して伐採されています。少しづつ公園設備を整えているのでしょう。それにしても見事なパノラマです。春霞なのが残念です。

 12時54分に撤収、13時02分に駐車場所へ、登り11分、下り8分の小さなしかし大きな展望のピークハントでした。林道は四輪駆動でないと無理と思われます。

黒石山  

 駐車場所から峠に向かうと軽自動車が一台停まっていました。左の鞍掛山への道はロープがかかっていましたが、右の黒石山方面は進入可能でした。車を入れて終点の電波施設付近に3人のハイカーが道の両側を探索中、たぶんフキノトウでしょうか。
 終点から13時13分に出発です。いくらも歩かぬうちに岩場へ出ました。右(南)にパノラマが広がります。左上には黒石山の岩峰が立っていました。

↓日隠山  
薄く蓬田岳↓    ↓ 一盃山  
↓東山  
田村富士        ↓移ヶ岳                 ↓鎌倉岳 
黒石山にて  

 13時27分に撤収しました。6分で駐車場所へ、林道を戻っていく途中で件の男女3名がもうすぐ鞍部に着くところでした。

 登り7分、下り6分のとても山歩きとはいえない展望のピークハントでした。しかし展望は春霞の中とはいえ私たちには新鮮でした。機会があれば下からゆっくりと歩いてみたいものです。



黒石山(896m)編

二ツ石山(742.8)m編

黒石山から二ッ石山  

 帰るにはまだ早すぎるので、もう一山当たってみることにしました。
 先ほど登った一盃山の隣の二ツ石山です。途中の道路に案内柱が立っていましたのでそこまで戻ってから砂利の林道を入ります。
 14時02分に登山口を出発です。幅広い遊歩道が登っていますが、雪解けのために地面がジュクジュクして歩きにくいものがあります。
 主尾根に乗るところに二つの大きな岩塊(ふたついし)があります。これが山名の由来のようです。

 14時22分に山頂手前の広場です。ここは180度の展望がひろがります。右端に先ほど登った鞍掛山が目に入ります。
 奥に簡易トイレが2基、踏み跡が続いているので、展望はあとにして進んで行くと14時25分に三角点のある山頂です。ここは樹林の中で眺望はほとんどありません。

 広場に戻ってしばし景色に見入りました。福島空港が小さく目に入りましたが、那須連山や磐梯山はかすんで見えませんでした。

 登り23分、下り17分の展望の小さなピークハントでした。
 

ふたついし
広場
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石碑の言葉

 「ふたついし」の文字がワープロにでません。左の石碑の言葉にありましたので載せました。

 今日も車で機動性を発揮してのお山めぐりでしたが、一日一山時間を掛けてゆっくりと阿武隈の雰囲気を味わってみたいものです。

案内図

 ※ 駐車場所は登山口付近の前後に2箇所、各々2〜3台程度でしょう。(3月12日追加)

※ 黒石山は日本有数の黒みかげ石の産地で、頂上部は採石場で危険です。あとで気がついたのです
  が、立入り禁止の看板がありました。
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