飯豊山(2105.1m)
横峰・三国岳・種蒔山・草履塚

 明日は立秋ですが、1か月ほどロングウォークの機会を見計らっていました。うーん、白馬にしとけばよかったかなと後悔が頭をよぎったここ数日・・・・・。

↓飯豊山

 16時29分に無事駐車場へ到着、アブと蚊を追いながら着替えをしてじわじわと達成感が広がってきました。

 御沢駐車場(0:10)登山口(2:38)横峰(0:51)水場(1:22)三国岳(1:31)切合小屋(0:40)草履塚(1:15)本山小屋(0:15)飯豊山(0:16)本山小屋(1:01)草履塚(0:22)切合小屋(1:20)三国岳(0:54)水場(0:24)横峰(1:32)登山口(0:08)御沢駐車場

 所用時間は16時間29分(歩行登り8時間42分、下り5時間57分、計14時間39分)、山頂はミルク色のカーテンで展望はほとんどなし、途中の展望と固有種を見て満足、締めは頭上の雷で印象に残る山登りでした。次回はゆっくりと小屋泊まりで縦走が理想ですかね。

 2010年08月06日のお山めぐりは飯豊山ですが、今日も単独行で歩いてみることにしました。

 あわよくば日帰りをということで前日、川入の御沢駐車場に車を止めて車上にテントを広げます。蚊一匹に起こされて真夜中の11時過ぎ、頭上に星が瞬いています。

 午前2時発の予定が午前0時のスタート、あらあら駐車場の下の方からも明かりがこちらに向かっています。

 山行き取りやめ予定の10時までガスがとれるのを待っているつもりでしたが、早めの9時37分に撤収することにしました。

 本山小屋で山バッジ(800円)を購入、3分の停滞で出発します。御前坂に下る途中で往路道を譲ってもらった団体さんと再会、さらに下って御前坂を過ぎ後ろを振り返ると飯豊方面に青空が広がっていました。登り返しは2度ほど立ち止まって呼吸を整えて草履塚を通過、後ろは雲の中でした。
 
 切合小屋は11時19分に通過、少し登り返した地点でザックの2Lペットボトルから峰秀水の水を500mlのボトルに移して行動再開です。やや雲が出てきました。

 やはり人気の100名山です。三国岳から切合小屋の間で10数人とすれ違い、何回か「あとどれくらいかかりますか。」と聞かれました。

 少し花のデータを撮りながら下って、12時41分に三国岳を通過、左に往路を下ります。

↓大日岳か

5時01分の御来光

参考 国土地理院25000分の1地形図「川入」「大日岳」「飯豊山」
    御沢野営場に配置の「飯豊山Mt.iide」裏面は飯豊連峰行程表」

  山名は飯豊本山の表記例もありますが、国土地理院の地形図の飯豊山と
 しました。
    
 血圧も120台でOK、ロングウォークに挑戦は飯豊山です。登り始めて3時間で足にピリピリ、痙攣の前兆で峰秀水の水をがぶ飲みして復活、三国岳・地蔵山間の分岐からはほぼ「Mt.iide」の時間内でした。しぼれの体力のピークはおそらく体質の変わる前(4年前)でしょう。少し登りが弱くなっていますが今までの最長の時間を更新でき大満足の一日でした。

 
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 登山道はいったん下ってすぐ登りに、少しずつ高度を上げます。途中で直下から見えた団体さんに道を譲られて先に出ます。登山道沿いのウツボグサは色が鮮やか、斜面にキスゲほか名前のわからない花が咲いています。

 6時34分に種蒔通過、右下に雪渓がみえ、登山道沿いにはツガザクラ、たぶんハクサンコザクラ、ヨツバシオガマが顔を出していました。はるか先に飯豊本山の前衛峰を見て下りになります。6時53分に切合山荘に到着、水を補給して6時56分に本山小屋に向かいます。

右下は切合小屋

登山道

 少し下って登り返しの雪渓手前で「ヤッホー」の声、後ろを見ると切合小屋奥の稜線に先ほどの団体さんがいるようでした。

 雪渓は横切るようになりますが、ここもハクサンコザクラ、チングルマ、ツガザクラ、遠くにシラネアオイがみえます。雑木のトンネルに入ってすぐに草履塚へ、大日岳から飯豊山、2102峰までパノラマが広がっています。すれ違った男性の話では昨日まで4日間雲が取れなかったとのことでした。

7時37分の草履塚から

 下って姥権現、登り返しの御秘所を通過し、2102m峰へは岩に赤ペンキのマークを追って岩と岩の間に咲く花々をながめながら登ります。あらあら石垣のようなところは本山小屋ではなく、さらに先でした。少し進んで空身の男女が左の高みに向かっています。

 本山小屋に着くと男性が一人身支度をしており、奥社に入って撮影禁止の板を見て戻ってくると男性は出発した後、すぐに後を追います。少し下って登りですがガスがかかってきました。足元には小さなリンドウがけっこう咲いています。山頂近くで見えるはずというイイデリンドウでしょう。

 9時11分に到着の山頂は、祠、真新しい2010.07.31の山名板、一等三角点と高い山名標柱が待っていました。山頂のデータを撮ってエネルギー補給、件の男性は大日岳には行かないが梅花皮(かいらぎ)小屋へ行くそうですぐ出発しました。

縦走路と右下に件の男性

イイデリンドウ

山頂にて

切合・三国岳間にシラネアオイ

帰路から飯豊本山

 剣ヶ峰から往路を俯瞰、地蔵山から右下へ下る尾根の上に黒雲が発生しつつあります。若い男性とすれ違ったあとでそのずっと先から遠雷の音、これは急がねばと鎖場を下ります。
 
 雷の音が地蔵山の奥から聞こえてくるようで、分岐近くで出会った白河市の若い男性を誘って峰秀水の水場が安全地帯と読んで急ぎ尾根から離れます。結局ここで約50分、雷の通過を待つことになりました。

 雷雲は南から北へ、男性はもう少し様子を見て三国岳避難小屋へ向かうことになり、しぼれは往路を戻ることにしました。14時26分に出発、暗い中ですから記憶も定かではありませんが、登山道ははっきりしています。途中でテント泊予定の年配男性、続いて若い男性、これが最後の登山者でした。

 地蔵山分岐から右下へ向かうと参道の名残か、登山道は深い溝状態、木の根の梯子?状態、雷雨のためか沢状態のところもあり注意して下ります。 

下る尾根と右上に怪しい雲が
水量はほどほどだが冷たい水
登山道
 しぼれは用意していたヘッドランプが見つからず小さなLEDのライトを持って出発です。(テントに移動するときにPさんの靴の中に落ちてしまったようです。)登山口まで10分、若い男性に先にすすんでもらいますがしぼれが追いつけるような速さではありません。みるみる先行者の光が消えていきます。

 真夜中は富士山以来ですがこちらは本当に暗闇です。伏木の階段からジグザグ道になると溝切りの道、木の根の梯子?、障害物の小さなダム?が次々に現れます。途中で一か所、間違ったかなと少し下って仕切り直しの場所がありました。1時22分に右が開けて上弦が欠けた月が薄く足元を照らしはじめました。

 2時19分「笹平」2時48分に「横峰」の標柱脇を通過、地蔵山分岐から左に峰秀水を目指します。木の根が横に張り出し、ルートから外れると左下にずるっと引きこまれること3回(汗)、足がピリピリでだましだましでゆっくり歩きになります。
 
 水場の冷たい水を飲み、10分ほど休んでお空が明るくなるのを待ちます。3時49分にスタート、4時08分に分岐へ到達、左下へ向かいます。だんだん明るくなって正面に三国岳への稜線が浮かんで来て、剣ヶ峰、鎖場を通過すると背後に太陽が顔を出しはじめました。

 5時11分に到着の三国岳避難小屋前で朝食にパンを2個、おなかに入れて小休憩です。左にパノラマは大日岳方面か、反対側は磐梯山、小屋では数人が身支度をしていました。