富士写ガ岳(942m)

 しばらくぶりに糸魚川のヒスイ海岸に出張することにしました。おそらく連休で拾われてかけらもなさそうですが、気分転換には最高と思っています。ついでに(こちらが本命)お山のほうにも寄ってみることにしました。天候もなんとかなりそうです。

 2006年5月8日のお山めぐりは石川県の富士写ヶ岳です。

 富士写ヶ岳は加賀市街から見ると富士山のように均整の取れた美しい姿をしており、その姿から山名となったといわれています。富士の名をあしらった山名、一等三角点、そしてシャクナゲの群落のお山としていつかは登ってみたいと思っていました。

 国道364号線から我谷ダム傍を右h(東)に入って徒歩2分のところにある駐車スペースに車を止めて、10時01分、出発です。残念ながら上空には雲がかかりピークは見えません。 

登山道脇のシャクナゲ

 平日とはいえ駐車場所には4台、その手前のスペースに4台の駐車があります。ダムにかかっている赤い吊橋を渡り、対岸を案内板にしたがって右に向かいます。木の間から赤い吊橋の全景が見えます。まもなく左上に急登が始まりますが、道は幅広く良く踏まれています。

 10時26分、登山道の刈り開けた部分に出て左に展望が開けました。ここは鉄塔の巡視路が左下から上ってきています。前山が見えるはずですが雲の中です。

 進行方向に鉄塔が見えます。左下の我谷ダム湖の一部が目に入ります。
 足元にはスミレが咲き、トカゲがちょろちょろと繁みに逃げます。

登山道から吊橋

登山道から我谷ダム

 二つ目の平らな地点を過ぎた急登で先行の3名の女性に追いつきました。11時14分、やっとお目当てのシャクナゲが顔を出しました。登山道からは離れていますが、手前のオオカメノキの花と一緒にデジカメに収めました。あたりの樹木も低くなり尾根道の両側はシャクナゲのオンパレードです。
 11時50分まで登りながら満開の花を撮り続けます。濃淡あるシャクナゲの花はちょうどいい時期に当たったようです。

オオカメノキと石楠花の花

登山道のシャクナゲ

 少し雲がかかってきました。右の画面は薄くなっています。
 登山道はいったん下り、また登り返します。分岐点手前で男女3人組に道を譲られました。

山頂にて

 12時18分、待望の山頂ですが、薄日の太陽はあるものの雲がかかって展望はありません。雨にならないだけありがたいと思います。
 二組のグループが宴会と昼寝をしていました。私たちもお湯を沸かしてお食事休憩です。後から男女3人組み、少しして3人組みの女性が登ってきました。

 食事をしている最中に男性3人組が撤収しました。

 私たちも12時50分に撤収です。帰路は前山から枯淵登山口へ向かいます。足跡から先行の方がおられるようです。(男性3人組でした。)石祠、深田久弥の文章の説明板のある前山は本来展望が広がるはずですが、やはり雲の中でした。

 「山の茜を○みて、一つの山を終わりけり、何の○のわが心、早くも○○るる次の山 深田久弥 」○の字がわかりませんが、なんとなくわかる気がします。明日は私たちも登り残しの富山のお山です。

 「山の茜を顧みて、一つの山を終わりけり、何の俘のわが心、早も急かるる次の山 深田久弥」と「深田久弥 山の文化館」ホームページにありました。(5月11日追記)

 シャクナゲが出てきましたが、小ぶりで数も少ないようです。登山道脇に白いイカリソウが咲いています。しばらくぶりですのでデジカメに収めました。
 湿雪のためか、登山道付近の倒木、あるいは倒木状態に曲がった木があります。尾根から沢沿いに斜面を下り、杉の植林地に入ります。

 植林地の道もよく踏まれていて、案内板はないものの迷う心配はありません。道路が見えてくると右奥にダムが勢いよく放水しているのが目に入ります。14時16分に枯淵登山口に到着です。対岸に軽が一台、その左に先行の男性3人組がいました。
 シャガ・ヤマニンジンの咲く林道を歩き、駐車場所には14時47分に到着です。登り2時間17分、下り1時間53分、合計4時間10分の花の山旅でした。

 しばらくぶりに北陸のお山を歩きました。休日とはいえシャクナゲで有名なお山です。十数人を越える登山者がいる富士写ヶ岳でした。登り残したお山、ピークをデジカメに収められなかったのは残念ですが、適期のシャクナゲに出会うことができました。

※ 前山は分岐点から北へ入ります。管理人は海は南にあると思い込んでいました。3年前に補正した
 はずなのに感覚が又元に戻っていました。真に申し訳ありませでした。(5月16日補正)

深田久弥の文

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参考図書 マイカー登山「北陸自動車道」山と渓谷社