丁岳
丁岳(1145.6m)萱森(1070m)

とあるお山と並行して行ってみたい山域がいくつか
北が晴れそうなので・・・。

登山道から
 2015年07月07日のお山めぐりは秋田・山形県境にある丁岳(ひのとだけ)にしました。

 丁岳は秋田側からしか登山道はありませんので道の駅「清水の里・鳥海郷」で車泊です。
 先行車2台のある駐車場所から6時43分に出発、少し戻って登山口の案内板を見て、直登コースの沢に下って橋を渡ります。のっけから急登の細尾根についた明瞭な登山道、左右の木の間から青空が広がり、どうやら天気予報は当たりのようでした。

     
駐車場所       橋を渡って     右の木の間に
   

 階段道から根張りの細い尾根道、左に大きな木がネットで入手の地図にある「巨木」か、Pさんが小さく見えます。伏木の階段道になって7時36分に山頂2km登山口0.7kmの標柱を見ます。次いで2本のブナの間を抜けますが、これが「ブナの門」でしょう。再び階段道になって左に展望、右端の尖ったピークは萱森でしょう。正面左の大きな岩は、右から巻いて岩の上に出ます。

     
これが巨木か    ブナの門     大きな岩は右から
   

 ピークを越えてブナ林から左に凸凹に膨れ上がったブナが「ポパイの力こぶ」でしょうか、ほかに見合うような木はありません。すぐ上で右の木の間に残雪をまとったお山、鳥海山が目に入りました。

 登山道は相変わらず緩んでは急登を繰り返します。8時12分左に観音森から萱森を見て、少し下って小沢は右に渡りました。三度階段道が出てきた足元にはシロバナニガナが咲き始めています。道は途中から荒れてきました。

   
ポパイの力こぶか   8時12分右端は萱森
  

 傾斜が緩んで時機を逸したゴゼンタチバナの残り花、落ちたサラサドウダンの花弁を見て8時57分、お花畑の分岐を通過します。笹が増えてマダニが相次いで2匹、咲き始めたミヤマカラマツ?の先のロープ場を登り、一等三角点の山頂は9時11分の到着でした。

      
マダニ        ロープ場      丁岳山頂
   

 展望なしで左奥に進んでみました。緩い下りから登り返しで正面が切れた落ちた岩の上に出ました。180度の展望です。しばし目とデジカメに景色を収めて撤収です。これから向かう尾根、その先にある萱森を眺めて下って行きます。

 
岩の上から観音森方面    次の小ピークから振り返る
     
      
小ピークから進行方向の尾根と展望
 

 左側は灌木があるものの絶壁、アップダウンが続きますが気の抜けない斜面が出てきます。どこが「風のコル」かわからないうちに通過、一か所だけ小さな花畑でタカネナデシコが満開状態でした。

 小ピークに上がるたびに丁岳が小さくなり、前方の展望が飛び込んできます。一か所ロープが欲しい斜面を無事通過、10分の休憩兼エネルギー補給とします。鞍部から登り返した989m標点ピークを過ぎて最低鞍部は10時50分の通過です。

    
こんな景色も        タカネナデシコ
  

 登り返して滝方面への分岐を確認、件の地図の推薦の萱森に登ってみることにして直進ですが、数分で2名の男性とスライド、今日は観音森から縦走のこの2人だけでした。

 さて、萱森の直下は急登です。件の地図でいう「鼻こすり」もオーバーではありません。傾斜が緩んで背後に大展望が現れてきました。少し遅れてPさんが登ってきました。11時26分到着の萱森は360度の展望台でした。再度協議で観音森方面はパスして、分岐から中道コースを下ることにしました。

 
中道コース分岐は直進 四駆のPさん     萱森にて
   
 
      ↓丁岳↓ 鳥海山            ↓観音森       
 

 11時44分に撤収、分岐に戻って右へ下ります。最初は道らしきもののすぐに斜面の踏み跡へ変貌、急降下からシダの群生している中を下って行きます。杉林になっても踏み跡はなんとなく追えますが、再びの急降下はすごいすごい。

 最初の沢を渡った向こう側の薄い踏み跡は少し進んで道は消失、辺りを見回すと2本の赤テープ、ところが逆茂木のように倒れた生木が視界を塞いでいました。左は沢、沢の右は杉林ですが、雑木の倒木の先に踏み跡らしきものが見えますが、ちょっと見では道が進んでいるとは思えません。雑木の枝を上下に押しのけて通過すると杉林の斜面に薄く踏み跡が進んでいました。

  
赤テープ      その先は          踏み跡が続く
   

 次の小さな沢は右の杉林の斜面に赤テープの誘いがあり、少し登って、あーら不思議(でもないか。)、新しそうな林業の作業道に飛び出しました。これで一安心、おあとはこれを下ればいいでしょう。

 ということでジグザグに下って行きますが、よく見れば従来の登山道を無作為にジグザグに断ち切っているような感じでした。貯木場となっている砂利の林道終点は13時28分の通過、五階の滝分岐と思われますが確認しませんでした。駐車場所には13時45分の到着でした。


 駐車場所(2:28)丁岳(1:53)中道分岐(0:20)萱森(0:12)中道分岐(0:37)作業道(1:01)駐車場所

 所要時間は7時間02分(歩行6時間31分)、展望の山歩きでした。


 参考 国土地理院電子地図「丁岳」
     (地図(俯瞰図とでもいうかな)は再度ネット探索も届かず)

        GPS軌跡図(カシミール3D使用)
  
「この地図は、国土地理院長の承認を得て、同院発行の電子地形図
(タイル)を複製したものである。(承認番号 平27情複、第236号)」

 歩いてみたいと思っていた丁岳、やっと終わりました。山頂は展望なしですが、尾根伝いと萱森の展望には大満足でした。帰路は中道コースへ、でも以前のコースはよくわかりませんでした。テープ類ほとんどなし、一か所でキョロキョロ、道失いかとドキッとしました。GPS・地形図必携のルートです。

 タカネナデシコに修正しました。カワラナデシコは花弁の切れ込みが2分の1程度の様だが本種は3分の2以上ありました。(8.17追記)



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