波遊山(1177.7m)

 冬型になりそうな天気の行方、天気が持ちそうな栃木のお山へ向かうことにしました。それにしても早朝の日光連山は雲ひとつありませんが、本当に12時過ぎは崩れるのでしょうか。

 2007年10月20日のお山めぐりは波遊山(はゆうさん)です。

 波遊山は旧栗山村、今は日光市の川治ダム八汐橋近くにある地形図1177.7m無名峰です。新ハイキング誌577号金野さんの紀行文から知ったピークですが、藪山ですので涼しくなった晴れの日にと思っていました。

日向のお蕎麦屋さんの駐車場から ↓波遊山

 鬼怒川温泉を過ぎて川治温泉の手前から左に曲がり、川治ダムを通過します。トンネルを潜り、八汐橋を渡ってすぐを右に入って車を停めます。宇都宮ナンバーの軽が一台停まっており、先は進入禁止になっています。道路の反対側には船着場の表示板があります。

 10時05分に出発し、怪訝な顔の観光客?を尻目に道路沿いの空き地から右上の杉林に入り、南東に下っている尾根に出ます。
 下草もない尾根から少しばかり岩塊が出てきます。左右に作業道が伸びてきていますが、南東尾根を直進します。

尾根の傾斜が緩んで

 10時28分、尾根の傾斜が緩み、短い笹が出てきますが、すぐに急登になります。

 獣道らしきものが右に左についており、尾根を直登するものもあります。S&Pは直進です。よくみると赤いペンキがところどころについています。

 10時48分、左下から来る尾根と合流です。ここは右上に向かいますが、帰路の目印の紙テープを2段に巻きます。
 尾根の右側に道型がありますが、ツツジが少しうるさくなり、ついで笹がだんだん高くなります。
 11時04分に972m小ピークを通過します。尾根は左に曲がりますが、背丈を越す笹薮を分けることになります。

 左に道型がありますが、藪が薄そうな尾根の右を進みます。鞍部まで来ると左の道型に移ります。

 少し登って、11時34分、足元にトタン板が散乱しています。作業(?)小屋があったようです。尾根の左側を登る途中でアルミの鍋が転がっています。小屋の名残でしょうか。
 天気予報どおり晴れ間が消えて薄暗くなってきました。

笹を分けて

 笹薮が途切れて少し大きな岩が二つほど現れる尾根になります。いずれも左を巻いて進みます。
 笹藪の急登になり、右奥に波遊山のシルエットが目に入るようになります。

 12時09分に1100mピークを通過します。帰路の方向付けのために、方向変更の2段の紙テープをつけます。

トタン板

波遊山のシルエット

 鞍部は笹が薄く、通過は容易です。踏み跡が現れますが、山親父さんのお土産があります。笹は山頂近くになるにつれて背丈近くに高くなります。

 三角点のある山頂には12時30分の到着です。ここまで息を整えるために立ち止まったほかは休憩時間はありません。
 樹木に囲まれて展望は皆無で、小さなハエのような虫が体の周りに集まります。
 

山頂の三角点

 少しばかりエネルギー補給をして、12時40分に早々に撤収です。
 下るのは登るよりも数段楽ですが、どうしても足が藪の薄いほうへ向かっていきますので、尾根をはずさないように時おり修正し、下ります。
 10分で1100mピークへ、紙テープをはずしながら下ります。
 トタン板の場所から尾根の右側を背丈を越す笹薮を起こしながら進むと石祠が目に入ります。往路では藪の薄い尾根の北側を進んだので気づかずでした。 

 途中から往路の藪の薄いほうに移動、往路を忠実に戻り、13時49分に舗装路に到着です。


 車に戻り、お互いの衣服を確認したところ、しぼれは3匹、パートナーは特大1匹のマダニがズボンについていました。虫除けスプレーを忘れた罰でしょうか。まだまだ活動期です。   

石祠

 登り2時間25分、下り1時間09分、計3時間34分の藪山旅でした。

 やはり天気予報は当たりでした。12時ちょっと前から日がささなくなり、戻る頃には大日向山方面は雲がかかっていました。
 しばらくぶりの藪山は往路は樹林の中で風がなく大汗をかき、帰りはマダニのお土産つき、次回はちゃんと虫除けスプレーをつけて防備を整えることにしました。

 今日はS&P御用達の日向のお蕎麦屋さんで腹ごしらえ、最後まで満足の山歩きでした。
前のページへ
2007年の山
トップページ

マダニ

次のページへ