茨城のお山めぐり
花立山(518.4m)・観音山(514.6m)

 今週は天気さえよければ群馬県境の白濱山から三境山あたりか、富士の見えるお山を考えていましたが、どうやら芳しくない模様なので奥久慈方面に向かうことにしました。

中央奥が花立山・山頂は見えず

 2006年12月16日のお山めぐりは茨城県大子町にある猪鼻峠から花立山、観音山の尾根歩きをめざすことにしました。

 去年の鍋足山の下山口となった猪鼻峠には8時15分過ぎに到着、8時26分に山支度をして出発です。
 お空は曇りで時おり雨がぱらついています。

 峠の東側から道が入っていますが、すぐに消滅、斜面を直登すると右下から作業道が現れ、8分で尾根に出ます。

 左下からの尾根にも道型がついており、森林浴コースの標識があります。右の高みに進むと尾根と分かれますが、このあと17分ほど北に向かう尾根と平行して設置されています。

 尾根が下りになって8時51分、北から進んできた林道と合流です。森林浴コースは左下の奥久慈憩いの森へ、林道は尾根を右に巻いています。私たち朽ちかけた松の倒木の尾根を進みます。右に派生する尾根に引き込まれないようにという観念が左の支尾根に引き込まれ、すぐに右に補正して杉林の中を軌道修正です。

←憩いの森 ↑尾根 林道→

 9時06分、尾根上を進む林道の両側に伐採木が並べられています。杉のいい香りが漂っています。スギ花粉はごめんですが、フィトンチッドは大歓迎です。右が開けて里美の山々が目に入りますが、意に反して小雨まじりのためくすんで見えます。

尾根上の林道と貯木場

 9時40分、手前(南)のピークを通過ですが、背丈近くの雑木と蔦の藪です。

手前の520mピーク

 木の間から三角形の花立山の黒いピークが見え、右にクランクした林道と作業小屋が目に入ります。

 9時57分に赤白ポール、三角点のある花立山に到着です。山名表示板の類は皆無、東西に切り開けがあり、少しの展望があります。
 

 5分で鞍部へ左に作業道、右に林道、花立山への尾根は左黒木、右雑木で中央を進んでいます。

南東方向

山頂にて

 軽く一本立てて、10時に出発です。北への踏み跡は途中で消え、黒木の中を直接峠に向かいます。

 10時14分に花立峠へ出て、左(西)に下り、右に入る林道を進みます。尾根沿いに進む予定がでしたが藪を避けることにしました。時おり左が開けて展望が広がります。白い大きな建物群は高柴畜産団地です。約30分で煙突のある古い小屋、後には薪が積んでありますから現役のようです。
 西へ下る支尾根を越えて林道は右下へ進み、北への尾根と合流です。もう少しで観音山と思いきや、小さな切り裂きの支尾根を越えて左に小さな小屋、その後はだんだん下ってしまいます。
 5万分の1地形図は三角点の右を巻いているように見えたので通り過ぎてしまったようです。(25000分の1地形図は左を巻いています。)11時25分に小屋近くにもどりピークに上がります。11時35分三角点のある観音山です。

 赤白ポールに結びつけられたピンクテープにシャロームさんのサインがありました。
 山頂でしばしエネルギー補給、大子の新しい蕎麦屋さんが待っていますので控えめの摂取です。

 11時51分に出発、南西尾根の切り開きを目指し下りますが、のぼり口が目に入らないのも当然でしょう。60度くらいの下降で、黄色のビニールテープも下からは目に入りません。

観音山三角点     テープ

 尾根を直進、途中から左下へピンクテープが誘います。降りてみると沢の音が・・・。パートナーを中間に待たせて沢まで降りてみると左岸を右へ踏み跡が入っています。パートナーに声をかけて下ることにしました。

 背丈の笹は一部のみ、すぐに林道の終点、土場に出ます。ここからはコンクリート舗装の高瀬沢林道から、12時24分に町道に出て左の国道へ向かいます。

 畦には季節はずれのオオイヌノフグリが咲いています。工事中の男性から「どこへ行ってきたの。このあたり小熊が轢かれて騒ぎになっているよ。小熊だから母熊がいるはずだよ。」という話を聞きました。
 栃木の山ではいつ逢ってもおかしくない熊さん、ハンター避けにカウベル持参でしたので特に驚きもしなかったのですが、子を失った母熊となればかなり危険でしょうか。

 高柴の椢内(くぬぎうち)集落から京塚集落の丁字路を左に曲がり、猪鼻峠へ登り返し、14時ちょうどに駐車場所に到着でした。


 猪鼻峠(1:21)花立山(0:14)花立峠(1:10)観音山直下の小屋(0:10)観音山(0:33)椢内(1:36)猪鼻峠
 計5時間04分の周遊の山歩きでした。



   ※ 時間がもう1時間ほど早ければ福島の佳老山まで行く予定でしたが、帰りは17時を過ぎそう
     なので観音山で撤収することにしました。好展望の佳老山は快晴の次回以降にします。


   ※ 観音山は帰宅してから国土地理院の地形図を確認したところ抹消されていました。点線等は
    ありませんが高瀬沢林道からの登りは最短でしょう。

   ※ 帰路、国道沿いのますこ庵というお蕎麦屋さんによって見ました。閉店10分前にすべり込み、
    いただいた盛りソバは790円、極細麺ですが腰が強いものでした。

   ※ 帰宅してから茨城県内のHPを見ると12月14日に国道沿いで小熊が轢かれ、付近は母熊が
    ということで児童生徒の送迎などの体制が引かれたようです。

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2006年の山
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