博士山(1482m)

登山口より博士山

 7月の入り天候が不安定で、ネットの天気予報から日帰り可能なお山は会津方面のみと予想された。

 2005年7月3日のお山めぐりは昭和村、柳津町と会津高田町境にある博士山である。
 昭和町から喰丸トンネルを抜けて柳津町大成沢に向かい、集落の丁字路分岐から右に入る。林道入り口には立派な案内板がある。
 林道を3キロほど進み、丁字路を左折すると左に工事用の駐車場があり、ガイドブックの駐車場と勘違いして登山口を捜してウロウロしてしまった。登山口はその先にあったのである。

      登山口              水場

 8時08分に登山口を出発、下草の茂る登山道に入り
、10分で水場へ、先発の2台の車の登山者の姿は見えない。 ここは案内板どおり右上に向かう。まもなく道海泣き尾根の急登になる。

 ブナからサワラ、そして急傾斜のロープ場、ヒノキの大木が尾根上に現れる。

 樹齢800年といわれるヒノキを見ながら呼吸を整えるために休み休み登る。後続の2台の車の登山者の声が聞こえたような気がするが姿は見えない。

 傾斜がきつくなる     ロープ場を登る    登山道脇のヒノキ

 9時9分にシャクナゲ洞門に着く。ここは右の画像の通りで上部にシャクナゲと3本のヒノキが立っている。
 洞門を過ぎると辺りの木々も背丈ほどの雑木になり、傾斜も緩む。

 9時35分、丁字路の分岐に出て、ここは左上に向かう。

シャクナゲ洞門              分岐点

   ヒノキの大木の尾根          見上げた大木           その先のヒノキ     ゴヨウマツの尾根のツツジ

 9時45分、ヒノキの大木の林立する尾根を通過、左側は切れている。笹を分けてゴヨウマツが現れると右に巻く。赤いヤマツツジとガクウラジロヨウラクの花がある。 ブナの尾根になり傾斜がきつくなると、10時14分見通しのよいピーク、社峰に出る。

 社峰でひと休みしていると、奥から2人の男性登山者、ついで数人の男女、途切れ途切れに10数人の総勢21名が来た。最初の2人を除き、朝すれ違ったバスで来たようだ。ここからはガイドブックでは15分、しかし男性登山者は30分かかるという。
 

ゴゼンタチバナ ベニサラサドウダン     博士山

 全員を通してから10時17分に少しの下りに入る。高度が上がったためだろう。両側にはベニサラサドウダン、足元にはゴゼンタチバナの白い花が咲いていた。 次いで10時27分、小さなピークに出る。ここからもさらに大きく博士山が見える。

      社峰            社峰から博士山

           一等三角点の山頂

 少し下ってからブナ林を登り返すと、10時39分に山頂に飛び出した。

 山頂は180度あけているが、すでに曇ってきたらしく、残念であるが周囲の展望はない。
 誰もいない山頂で休憩とする。頭の上は青空で雲が流れていくのがわかる。じりじりと暑い山頂は日傘がほしいくらいなので、11時08分に山頂を撤収にかかる。

 山頂からブナの林に入るとすぐに男性登山者が登ってきた。「山頂はそこですか。」「10mくらいですね。山頂は独り占めですよ。」「それはさびしいですね。」という会話の後、別れる。 この方は後続の2台の車の人ではない。

 11時25分に社峰へ,戻る途中のゴヨウマツ尾根で3人の親子連れらしき男女、大きなヒノキの手前で2名の男女とすれ違う。分岐には11時52分に到着、ここから近洞寺跡へ向かう。地形図では下り一辺倒のはずであるが、近洞寺跡は小さなピークを形成しているらしく少しの登りがある。尾根筋にはヒノキの大木が並ぶ。

   近洞寺跡             下りの登山道           植林地から        下山口のエゾアジサイ?

 12時09分に近洞寺跡へ、少し下ったところから右に折れて支尾根を下り、途中から右にトラバースする。登山道にはブナの大木が横倒しになり、これを避けて赤ペンキのマークがついている。左右にジグザグに斜面を降りて、再び尾根に乗る。道はやがて右の沢筋へ下り、左に沢に沿って歩き右に渡ると杉の植林地から林道に出た。登山道は地形図の破線と少し違っているようだ。 駐車場所にはここから約20分、13時30分に到着した。後から来た新潟ナンバーの車はなかったが、途中で帰ってしまったのだろうか。

 登り2時間31分、下り2時間22分、富山県の中山の立山杉を思い起こさせる古木鑑賞の山旅であった。

2005年のお山
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