荒船山(1422.5m)

梅雨まっただ中に突入、この時期は登るお山の選択に苦労します。
基本的に梅雨時は北のお山ですが、今年は遠目は御遠慮なのでなおさらです。
行きたいところは群馬県の平標山、福島県境の栂峰ですが・・・。
 
国道から荒船山艫岩
 
 2012年06月14日のお山めぐりは群馬県下仁田町の荒船山です。

 ときどき通ることのある内山トンネル、群馬県側からは航空母艦のようなと比喩される荒船山の艫岩(ともいわ)はイワザクラの時期に登ろうと思っていました。

 今日は内山峠からピストンすることにしました。駐車場には先行の水戸ナンバーさんが一台、私たちは8時12分に出発です。 

 道は夜半の雨でしっとりと濡れており、雲がかかっているのか日ざしはありません。登り始めて数分で頭上から薄い太陽が覘き、いくぶん日がさしてきました。緩やかなアップダウンの道はよく踏まれていますが一か所だけ鎖ロープを掴む急登部分があります。

 登山道周辺はポツポツとヤマツツジの花が咲いています。9時07分に到着の大きな岩壁の下は少し窪んだ岩壁、黄緑色の苔類が付いており、左奥の浅い洞窟を覗いて登山道に戻ります。相変わらずアップダウンを繰り返して一杯水の案内板を見て木橋を渡ると岩を刻んだ階段道などのジグザグ登りとなります。

     
ツツジと登山道         左の木の間に艫岩
  

 途中で賑やかな話しっぷりの男性2名とスライド、おそらく水戸ナンバーさんでしょう。道が左へ進んで傾斜が緩むとマツダランプの案内板、その先を左に木の間にぽっかり展望穴?が開いています。元に戻って下り道になり艫岩展望台には9時56分の到着、180度の展望ですが手前は雲の海、浅間山はほかは雲に隠れ、北アルプス方面は霞んで見えません。

   
艫岩見晴らし台から       ↓物見山↓この辺り浅間山?↓鼻曲山
 

 パノラマをデジカメに落として奥の1422.5m三角点の経塚山へ向かいます。避難小屋前、2か所の相沢登山口への分岐を通過、ほぼ平らな樹林の中の登山道は直線で経塚山へ向かっています。登山道の真ん中に水たまりのある地点は獣の匂いが充満、道を良く見れば鹿の足跡があります。

 あらあら登山道から少し離れた地点に見覚えの花が目に入りました。クリンソウが満開状態です。星尾への分岐は経塚山ではなく行塚山と書かれた案内板の示す方向の左を選びます。傾斜が急になってちいさなジグザグ登りで石祠一基、山名標柱と三角点の待つ荒船山最高点の経塚山1422.5m峰には10時46分の到着でした。

    
途中にクリンソウ         経塚山の山頂にて
  

 証拠データを撮って、展望のない山頂はそさくさと撤収です。艫岩まで戻ってみると男女ペア1組、読書中の男性1名がおります。今年初の中華のつけ麺に箸をつけていると先ほどお食事中の男性が戻ってきました。パノラマは少し雲の高度が高くなって来たようです。

 新しく男女2名が入ってきたところで私たちは撤収、往路を戻ることにしました。歩き始めてすぐに登山道わきの小さな花・クワガタソウがいっぱい咲き始めているのに気が付きました。あらあら湿地には2株ほどまだ蕾のクリンソウがあります。

 花を見ている間に若い男女が戻って行きます。艫岩上部の平地でジーパンの男性2名、駐車場に戻った時にバイクが2台並んでいたのでこの方々でしょうか。

 一杯水で休んでいた男女2名とスライド、この方々が今日の最後尾だったようです。帰路はやはり薄く霧が漂っているような登山道、少しの登り返しが足に効くのは加齢の影響?それとも運動不足でしょうか。駐車場所には13時10分の到着でした。

 駐車場(1:15)一杯水(0:24)艫岩(0:43)経塚山(0:34)艫岩展望台(0:19)一杯水(0:56)駐車場

 所要時間は4時間58分(歩行4時間11分)、しばらくぶりに雲海を見た展望の山旅でした。

 参考 国土地理院旧25000分の1地形図(荒船山)
     上州山歩1997年7月2日第4刷
        GPS軌跡図(カシミール3D使用)
  
 この地図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図25000(地図画像)及び数値地図50mメッシュ(標高)を使用した。「承認番号 平23情使第678号」
 この地図を第三者がさらに複製又は使用する場合は国土地理院の長の承認が必要です。


 
花の平標山か、会津百名山の栂峰か、気象庁の天気分布予測から比較的晴れの確率が高い荒船山にしました。さすが名の通っている山、道はよく踏まれています。登って行く途中では開いていなかったクワガタソウが満開のところもあり、艫岩見晴らし台に着くと雲海の上のパノラマが広がっていました。登山道近くにはクリンソウもあり、大満足の山行きでした。


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