福島のお山めぐり
 甲子山(1549m)旭岳(1835.2m)

 しばらくぶりに栃木北部から福島県は快晴の予報です。今週は台風が近づいており週末は荒れそうですので、奥那須のお山へ向かうことにしました。

 2007年9月4日のお山めぐりは甲子峠から甲子山を経て赤崩山ともよばれる旭岳にしました。

 登山口となる峠には6時過ぎに到着、数台の停まれるスペースがあります。山支度をして6時21分に出発です。足元には秋の黄色の花、濃い青紫のリンドウの蕾、つばのない10センチほどのキノコがあり、背の低い潅木の中を上って行きます。
 7分で見事なパノラマの広がる小ピークに到着です。正面にこれから向かう旭岳、左手前に甲子山のなだらかなピークが見えます。手前の小ピークに向かうトレイルが枯れ木の右に目に入ります。背後には未踏の大白森山がどっしりと構えています。5分ほど滞留してデジカメにデータを収めます。

        ↓赤面山      ↓三本槍岳    ↓旭岳           ↓観音山

 少し下って登り返した次のピークは潅木に囲まれて展望はありませんが、通り越した地点は開けて見事なパノラマが広がります。旭岳は去年登った祝瓶山に似ており、登りがきつそうです。

↓三本槍岳 ↓甲子山↓旭岳 

 ピークにはヤマハハコ、たぶんウスユキソウが咲いています。
 雲が出てきてはとデジカメに今しかないデータを収めて6時43分に出発します。

 展望のよい登山道を下るとウメバチソウが両側に白い花を咲かせています。

 道はブナ、ダケカンバなどの低い潅木から鞍部へ、左が開けた根曲がり竹の斜面を登って下ります。やがて大きなぶなの林を抜けて猿ヶ鼻から登って来る登山道と7時13分に合流です。

 ここから右へ岩が露出した登山道を登り、7時34分に甲子山の山頂です。360度とはいえませんが、ここも奥那須の山々のパノラマが広がります。しばし小休憩としました。

  ↓高倉山・奥に御神楽岳↓小野岳            ↓大戸岳↓二岐山

         ↓三本槍岳                ↓旭岳                       ↓観音山

 7時43分に出発です。登山道の両側にはトモエシオガマ?、リンドウ、ウメバチソウほかが咲いています。
 4分で左が赤く崩れた地点を通過、7時55分に立派な案内板がある新道との分岐です。左が新道、私たちは旧道を直進です。
 一気に笹が腰の高さを越えます。10分で案内板を通過、長い2段のロープ場を登ったところから背後に展望が開けます。

 8時22分に上の画像の中央左の小さくガレた地点に出ました。ここはトラロープが張ってあり、注意して通過します。その上で8分ほど滞留、エネルギー補給です。

ガレ場の通過と甲子山

 5分でY字路、ここは左が旧道、右が旭岳です。右には赤ペンキの矢印が樹木に表示されており、こちらに進みます。
 道は肩までの高さの笹で隠れたりV字状の切れ込みが現れます。木の間からこれから登る尾根が目に入ります。

 約10分で樹林帯を抜けると急登の狭い尾根を登ります。オヤマボクチでしょうか、大きな花が垂れています。あらあら目の前に大好きなダイモンジソウが、背後に大白森山の大展望が広がっていますが、地面を見ながら、花を見ながらの登りです。

急登
↓大戸岳↓二岐山        ↓小白森山     ↓大白森山   ↓鎌房山

 尾根は笹が繁茂していますが、笹の下には踏まれたあとがあります。ハクサンフーロ、トリカブトなどが咲いている尾根を辿り、小潅木の中へ。急登部分にはロープがあるものの地面が滑りやすく難儀します。傾斜が緩むと9時33分に旭岳の山頂に到着でした。暑いので笹の露よけのカッパのズボンを脱ぎます。

 南東の風で雲が沸き、三本槍方面の展望はありませんが、流石山から大倉山、三倉山が視界に入ってきます。
 5〜6人でいっぱいの山頂の大休憩ですっかり長居しました。帰り際に少しだけ大白森山方面の展望が開けましたが、ほかは雲がかかったままでした。
山頂にて

 10時35分、三角点の頭をなでて撤収です。
 木の間にこれから下る尾根が目に入ります。下る途中に2輪ほどこれまた大好きなマツムシソウがありました。
 下山は急傾斜で滑りやすく、足元を確認しながら下ります。

直下から下る尾根

 細い尾根を下り、夏の残り花を見て、甲子山へ登り返します。背後を振り返ると旭岳は雲が取れつつあります。
 登山道を下り、分岐を左に進んで、最初の展望地のピークに出ると旭岳付近の雲が取れています。残念もう1時間山頂にいればと思いつつ、次のピークで冒頭のパノラマ画像がよみがえります。
 駐車場所には12時59分に到着でした。

 甲子峠登山口(0:44)分岐点(0:21)甲子山(1:40)旭岳(1:19)甲子山(0:13)分岐点(0:41)甲子峠登山口
  登り2時間43分、下り2時間13分、計4時間56分の結構きつい展望の
 山登りでした。

参考
※ 25000分の1地形図「甲子山」
※ 会津百名山ガイダンス
※ 福島登高会ハイキングレポート「旭岳」

下る途中の下界は雲
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