赤面山(1701.1m)前岳(1702m)
 再訪の三本槍岳・中の大倉山(1417.1m)

 4日に旭岳へ登った時に甲子山から赤面山から三本槍の稜線を見て近いうちにと思っていました。台風9号が通り過ぎた今日は展望が・・・・。

前岳直下から赤面山

 2007年9月8日のお山めぐりは福島県の赤面山から前岳、再訪の三本槍岳、そして中の大倉尾根を下り、中の大倉山を歩くことにしました。

 今日はパートナーの新しい靴の山歩き初めです。

 宇都宮を4時前に出発、6時30分に出発地の白河高原スキー場に到着です。
(那須甲子有料道路は午前6時前なら無料でした。)

 6時37分にスキー場の駐車場の片隅に車を置いて出発です。目標はいちばん左のゲレンデです。お空は青空ですが西風に雲が流れています。
 登山道は昨日の台風で沢と化しています。赤面山の名前の元かはわからないそうですが、赤い土が削られているところもあります。
 7時19分に最初のリフトの終着駅、岩につけられた赤○と黄色の矢印が進行方向を案内しているようです。

 地形図の破線路はリフトの左側ですが、矢印は右側を進んでいます。迷いましたが左側の踏み跡もはっきりしないので右側を登ることにしました。 

案内の記号

えぐられた土

 7時59分に二つ目のリフトの終点を通過、右に進みます。
 2分で岩に黄色の矢印で「入口」と案内があり、左のブナ林に入っていきます。

 8時05分、右から登山道が上がってきている分岐点を通過します。10分で明るい笹原へ、さらに20分でジグザグの低い潅木の中の深くえぐられた登山道になって、8時45分に赤面山の山頂です。さて、ここでエネルギー補給です。靴擦れ、靴当たりもなく、パートナーの靴の履き初めは成功のようです。
 辺りはミルク色のカーテンで、ときおり甲子山から大白森山方面が開けます。

赤面山の山頂と三角点

 足に異変があればここまで、ところが足に異変はないようです。それでは展望がなければ三本槍に寄らずに前岳から中の大倉尾根をそのまま下り、中の大倉山をピークハントしてから中の大倉尾根に来ている林道を下ろうかと思案、9時03分に前岳に向けて出発します。

 下りの登山道の両脇に黄色の2種類の花が、咲いています。右は甲子山から大白森山、後を見るとカーテンが少し開けて、赤面山が目に入ります。

 左を見ると中の大倉尾根、朝日岳の稜線が目に入りました。ミルク色のカーテンが途切れだしたようです。
 気の早いナナカマドが赤くなっています。 

前岳直下から甲子山、大白森山

前岳直下から朝日岳

 9時37分、少し登り返した小さなコブが前岳です。道は正面のお山を避けて左にトラバースします。登りに入ると紫色のリンドウの蕾が出てきます。
 左に中の大倉尾根と斜面の笹がきれいに目に入ります。

 少し急傾斜になり、金網に砂利の登山道になります。

 10時08分、三叉路の分岐です。左は北温泉、右は清水平とあります。背後に前岳から赤面山への稜線がきれいに浮かび上がっています。

 ここは雲が取れてきましたので、当初の予定どおり三本槍岳へ向かうことにしました。ひとしきり登るとベンチのある平地に出ます。ここには2人の年配の男女がエネルギー補給中です。
 10時25分、左・清水平、右・三本槍岳の分岐を通過します。左下から2人の男女の姿、右には三本槍のなだらかな稜線と登山道に何人かの登山者が目に入ります。

 ここから右に進むと再びえぐられた登山道になり、鞍部から登り返しになります。山頂直下から左に流石山方面が目に入りましたのでデジカメに収めます。いつ天気の変わるかわからないからです。
 10年ぶりの三本槍の山頂には10時54分に到着です。前回は大峠からでした。山頂には10数人の登山者が大休憩中です。私たちも南東側の木に腰掛けて大休憩です。

赤面山

↓朝日岳        ↓茶臼岳     ↓南月山 ↓隠居倉   ↓沼ッ原↓西ボッチ

流石山

 前回は霧の中、今回はやっと少しばかり周りの景色を楽しむことができました。

 11時24分に一等三角点の山頂を撤収です。

 直下からもう一度茶臼岳方面のパノラマをデジカメに収めます。清水平に向かう途中、10名ほどの登山者とすれ違いです。鞍部から振り返り見る三本槍はカーテンの向こうでした。

 11時50分清水平分岐を通過、中の大倉尾根へ向かいます。こちらから登ってくる人はおらず、静かな山歩きができます。

 12時06分に赤面山への分岐を通過、中の大倉尾根を下ります。左右の山は時おり顔を出してくれます。いよいよ登山道の両側に満開のリンドウが現れましたのでデジカメにデータを収めます。 

↓1462mピーク↓中の大倉山                           ↓鬼面山

 笹が高くなり、ダケカンバが現れてくると展望はなくなります。ブナの林になって1500m付近でしょうか、左側の大きな木がゆれています。
 サルかと思い手をたたいて音を出していると、黒いものがするすると笹原に降りたと同時に甲高く笹を分ける音がしました。すわっ熊か。少し身構えていると音が段々小さくなっていきました。

 木をよく見ると枯葉の団子状のものがあります。熊棚でしょう。登山道を少し下ると右側の木に二段に赤布が巻かれています。この地点に来たら要注意でしょうか。

 あとは中の大倉山のピークハントだけです。

 登山道を下っていくと、スキー場0.3kの表示があります。ここは遊歩道入口で1462mピークを通ってリフト終点から1417m三角点まで遊歩道が続いています。三角点は南側のリフト終点の近くにあり、13時07分の到着です。
 春先にはゴヨウツツジ観光にリフトでここまで来られるようですので、来年のその時期にでも赤面山のパノラマリベンジにお伺いするのもよさそうです。

 帰路は飯盛山へ向かう途中に出てきた林道を下り、那須甲子有料道路に出て、駐車場所までほとんど登りの舗装路歩きでした。(林道の出口にはゲートがあり、立ち入り禁止の板が半ば隠れていました。)

リンドウ満開

 駐車場所(1:20)スキー場終点(0:44)赤面山(0:28)前岳(0:31)中の大倉尾根の分岐点(0:19)清水平分岐(0:28)三本槍岳(0:25)清水平分岐(0:16)中の大倉尾根分岐(0:48)スキー場分岐(0:13)中の大倉山(1:20)駐車場所
 登り3時間52分、下り3時間02分、休憩抜き計6時間54分の山歩きでした。

 参考図書類
   25000分の1地形図「那須岳」「那須湯本」
   福島花紀行(歴史春秋社)

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