杢蔵山(1026.1m)

ヤマルリトラノオの名前を知ったのはいつのことだろう。
去年まで時機を逸していたが、今年は天気とコラボもOKだ。


 
 中央が杢蔵山
 2017年07月26日のお山めぐりは山形県新庄市の杢蔵山です。

 前日は広範な雷雨で前泊はパス、未明に出発、山屋登山口には8時40分の到着ですが、車は終日我らのみでした。 

 8時47分に登山口から出発、杉林の中の最近刈払いされた登山道は明瞭、本流の沢を高まいて進む。ヤマブキショウマらしい白い花・エゾアジサイの青い花の登山道は、開花しているクルマユリを何本か見て、一の滝の案内板を過ぎると不動の石碑が立ち、その先は雑木帯となる。

      登山口      登山道は明瞭      不動様
   

 小沢を横切って、渓谷歩道上級者編の分岐は直進、左の支沢沿いに進んでロープのある急登、そして右に支尾根を越えて下ると本流の沢が近くなる。渡渉箇所には金属の板が連続して2か所、さらに右の支沢の右側を登ると再び金属の板が左側へ誘う。まもなく最初の水場に出て500mℓを補給し、備え付けのカップでのどを潤す。

    最初の金属の板    3つ目の板を渡る
  

 登山道にはクルマユリが出てきたがこの高度ではツボミだった。沢の右に登り道があり、少し登って沢を右岸(左)へ渡る。急登が始まり、「七曲の坂」の板を見て左に右にジグザグに登っていく。今度は「心臓破りの坂」の板で、そこから約20分で丁字路分岐に飛び出した。

 杢蔵山荘は左へ2分、背後に三角山の先に月山、進行方向の杢蔵山が見えるが、左の鳥海山は上部が雲に包まれていた。

      杢蔵山荘          杢蔵山
  

 山荘の右に登山道が続く。緩い下りで金杢水の水場で再び500mℓを補給、備え付けのカップでのどを潤す。3分の停滞で出発、山頂へ向かう。下から見えた笹原の登りで今日の目的のヤマルリトラノオに出会い、しばしデジカメタイムとなる。

    金杢水の水場      ヤマルリトラノオ
  

 再び樹林のトンネルに入り、杢蔵山の右の肩に飛び出すと再び展望が開ける。2回、小ピークの騙されて11時40分に三角点のある杢蔵山だった。折り畳み椅子を出してランチタイム、展望は270度か、以前歩いた丁岳、火打岳も小さく見える。

山頂にて
 
   左奥に鳥海山
 
 帰路は杢蔵山荘まで往路を戻る。山頂近くのヤマルリトラノオ、ギボウシ、ウツボグサを見ながら下る。右に下り、再び視界が開ける。デジカメにヤマルリトラノオを収め、樹林帯へ下る。水場からの登り返しはそれほどでもない。

    山頂から下る    笹原の登山道から三角山
  

 杢蔵山荘から左の小ピークの登ってみると360度の展望だった。さらに南に踏み跡があり、これを下ると往路の分岐からの道に出て左折になる。やや長い樹林の中の緩いアップダウンの登山道から視界が開けて登りになるとアンテナ塔がいくつか目に入り、砂利の林道に出た。ここが三角山で、直下に工事中の音がした。

      展望小ピークからの展望        ↓三角山
 

 ここにもヤマルリトラノオがあるはずで探してみたが数本だった。破線路は案内板もなく、藪に包まれているようで林道を下る。あららら、林道沿いはヤマルリトラノオの団体さんも、黄色の花は帰ってから調べてみたらキリンソウと呼ばれる花のようだ。

 林道沿いに銀杢水の水場とある。予想外の冷たい水でのどを潤し、ザックの未使用の3リットルと入れ替えることにした。駐車場所に近いところで黄色の花2種、オオハンゴンソウはすぐにわかったが、もうひとつは戦場ヶ原で見たクサレダマだった。登山口には14時42分に到着した。


 登山口(2:02)登山道分岐(0:02)杢蔵山荘(0:37)杢蔵山(0:30)杢蔵山荘(0:01)展望小ピーク(0:20)三角山(1:25)登山口

 所要時間は5時間55分(歩行4時間57分)、展望・花探索の山歩きだった。

 参考 国土地理院電子地形図「新庄」「瀬見」
     分県登山ガイド「山形県の山」

       GPS軌跡図(カシミール3D使用)
 
  「この地図は、国土地理院長の承認を得て、同院発行の電子地形図(タイル)を複製したものである。(承認番号 平27情複、第236号)」

 今日は梅雨前線も南下して気温は低めだった。真夏にお勧めの標高ではないが、ヤマルリトラノオの花目当てで登ってみた。沢沿いの登山道は涼しく、山荘近くに出ると展望が開ける。真夏のお山は我ら一組、山頂も大展望で満足×満足の山旅だった。


  前のページへ       2017年の山     次のページへ

          ようこそしろうと山ヤの部屋トップページ